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「大学に行く意味はあるのか?」という議論は遙か昔から延々と繰り返されていますが、
その一方で、欧米では、求められる教育の高学歴化が進み、アメリカやEU諸国では、修士号(M,A, 又は M,S, などの学位)を持っていないと、部屋持ちのマネージャー(日本では課長に相当)以上にはなれないという、高学歴ならぬ「高学位社会」が当たり前になっています。
医者の世界でも、昔ながらの『医局制度』『大学院』という徒弟制度に反対して、博士号など要らないという風潮が拡がっています。
(医学博士号は「足の裏のご飯粒」と揶揄されて来ました。取っても食えない。どっかにくっついて持っていても大したこともない…💧)
心臓血管外科や脳神経外科のような縦割りの「臓器別専門医」ではなく、きつい救命救急などでもなく、
医学部を卒業したら、2年間の臨床研修制度は必修だけど、その後は広く浅く研修を受けて、
診療所の勤務医として、若いうちから診療所勤めを指向する若い医師が増えて来ています。
(サラリーマン的発想ですね💦)
歯科では、今だに昔ながらに、歯学部を卒業してすぐに、開業医への丁稚奉公から始めて、いずれは独立するという古い徒弟制度が残っていますが、
逆に歯科の世界では、インプラント治療や、いまだに予後の悪い口腔癌の治療等の「口腔外科学」、
あるいは歯科領域の『矯正歯科学』『放射線科学』『麻酔科学』などの専門領域の飛躍的な進歩に伴って、臨床研修医制度が整備されつつあります。
ボクの愛娘❤が通う、我が国最古の歯科大学である『東京歯科大学』では、附属病院の1つである『市川総合病院』は、
やはり日本最古の医学部の1つである『慶應義塾大学 医学部』の主要な関連病院の1つとして、医科と歯科の統合された臨床研修制度を構築しています。
歯科医の先生方だけでなく、医科の側からも、頭頸部外科(耳鼻咽喉科)や眼科、脳神経外科などの医師が本格的な口腔外科研修を受けられるなどのメリットがあるため、研修先として高い人気があります。
このように、医科と歯科とで、方向性が逆の側面があるのが近年の傾向です😱
このように、
近年の医療技術の進歩には目を見張るものがあります。
例えば、1980年代から発展を遂げてきたボクの専門学問分野のひとつである「免疫学」などは、
ボクらの世代は、医学部では履修しないで皆卒業して医師になりました。
ところが、次のような先進的な医療…
① 悪性腫瘍や自己免疫疾患などの治療において、
2010年代から爆発的に発展しつつある『生物学的治療薬(モノクロナール抗体など)』を駆使した免疫学に基づく『分子標的治療』
② 『細胞工学』から分子レベルで「幹細胞」や「免疫細胞」を駆使して、欠損臓器機能を補う『再生医療』
③ 『分子薬理学』のレベルで薬剤を設計して、特定の脳内ホルモン(神経伝達物質)を操作して、精神疾患、神経疾患を治療する新しい薬物治療
思いつくまま挙げてみた、これらの新しい医療技術をきちんと理解した上で患者さんに応用するには、
医学部や歯学部で履修した内容だけでは到底不十分で、
大学院博士課程レベルの教育が必要になります。
医師・歯科口腔外科医は医療行為を行う中で、技術を磨く【職人】としての側面は勿論重要です。
ボクが医師国家試験に合格したと報告したとき、電話の向こうで親父はこう言いました。
「サトシ、医者は職人だ。職人は一生かけて技術を磨かなくてはいけない。セレブなどではないぞ。絶対に勘違いするなよ💢」
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
↑
浮かれていたさとち💧
しかし、その一方で、【科学者】としての造詣も深くなければ、学者になるどころか、これからの医療を理解することすら出来ません。
医者を職人と言い切った親父も、東北大学医学部大学院を昭和38年に修了して医学博士号を取得しています💧
ボクは、若い学生さんにアドバイスを求められた時には、
「臨床の技術も大切だが、博士号(Ph.D.)は是非とも取得しなさい」
とアドバイスしています。
もちろん、大学院に所属するには4年間、百数十万円の学費が必要で、奨学金の返済が必要な学生さんには経済的に無理なことがあります。
しかし、日本には国際的に評価されている『論文博士制度』があります。
大学院生になれば4年間で取得できる博士号(医学・歯学など)も、
「研究生」の身分で大学院に安い学費を払うことで、自分のペースで研究論文を仕上げて、大学院に提出して、働きながら博士号を取得することができるのです。
医学部の大学院を修了したら「医学博士号」、歯学部なら「歯学博士号」が授与されますが、
日本を代表する料理人として世界的に有名な服部調理専門学校の服部幸應校長先生は、「昭和大学医学部」の大学院を修了して生理学の分野で「医学博士号」を取得されています。
医師でなくても医学博士号は取得できます。近年は、看護師や理学療法士、臨床検査技師などのコメディカル資格取得者が、医学部大学院で研鑽を積んで「医学博士号」を取得して、
それぞれのコメディカル学部の教授になるというのがトレンドになっています。
あるいは、開業医や地域基幹病院勤務医の間で、ひとつのブームになっているのですが、
「大学院修了までの造詣はなくとも、医学論文をきちんと読んで、きちんとしたエビデンスのある医療を提供するようになりたい」
ということで、1年間で『公衆大学院』を修了して『公衆衛生修士号』(M.P.H.)を取得できる『臨床疫学』のコースも近年人気があります。
ボクは、聖路加財団の奨学金があたって、
カナダのトロント郊外にある『マクマスター大学 医学・健康科学部』
の「臨床疫学指導者養成コース」に短期留学をしていますが、
当時の同級生には、医師だけでなく、
歯科医や、文系出身では『日経メディカル』の現・副編集長などもいました。
医師・歯科医師以外の医療従事者皆さんにお奨めできるコースがたくさんあります。
現在、田舎でクリニックを開業している高校の同級生には、
オーストラリアの『ニューキャッスル大学』の公衆衛生大学院の通信課程を履修して、臨床疫学で『公衆衛生学修士』(M.P.H)を取得したドクターもいます。
あまり皆さんが耳にすることのない医療の内側の話題なので、対長々とご紹介しましたが、
学問は、「人生の岐路に立ったときに役に立つ」という阪大文学部長の金水 敏 先生のご意見に、ボクも激しく同意いたします。
昔から【芸は身を助く】と言うが如く、
医師・医学者であるボクの場合は比較的分かりやすいのですが、
手に職(=芸?)があることが役に立つだけでなく、
その「手に職」を磨くにあたって、幅広い見識の下で研鑽を積んだ方が遙かに大きな成功を手にすることは間違いの無いことです。
山の裾野が広大な方が、大きな山が形成されるのと同じです。
かの「リケジョの★」と言われた小保方晴子さんは、大学院生の時に『ハーバード大学 医学部』に留学したと報道にありましたが、
ボクが勤務していた『ブリガム&ウィメンズ病院』の同じ研究棟の下の階に、彼女は留学してきていました。
誰の政治的な思惑に乗せられたのか💧
きちんとした実験の仕方も、論文の書き方も習わないまま浮かれていたものだから、全く基礎がなく、
きちんと製本された論文に基づかずに博士号(理学)も授与されてしまい(それは大学院の責任では無いのか😓)、
博士論文を再提出しなければ授与を取り消すという段になったときに、1年間の猶予があったにも関わらず、自力で博士論文を仕上げることが出来ずに、敢え無く、博士号授与を取り消されてしまいました😱
彼女は医師免許も、歯科医師免許もない基礎研究者の卵。
医学部(M.D.)または歯学部卒業(D.D.S.)の学位もない。
実は、日本だけでなく、この2つの学部を卒業して入れば、国際社会で博士号取得者と同等と扱われるので、海外で研究者として再出発も可能でした😓
ところが、彼女は『早稲田大学理工学院』の卒業ですから、『理学博士号』(Ph.D.)がなければ、日本だけでなく、
世界中どこに行っても、一人前の研究者扱いされることはありません。
瀬戸内寂聴さんが、「海外に打って出て世間を見返してやりなさい」と奨めていましたが、
修士号(M.S.)だけでは、「技師」にしかなれず、博士号(Ph.D.)を取得しなければ、一人前の研究者にはなれないのです。
((((;゚Д゚))))))) ガーン!
今からどこかの大学院博士課程に出願して、4年間やり直す?
まさか・・・・
大学院こそ今だに古い「徒弟制度」が残っていますから、試験に受かれば入れる大学入試とは根本から違います。
予め、師匠になる教授に根回しをして、認めてもらって初めて受験が許されます。
残念ながら、リスクを背負って彼女を自分の愛弟子の一人として、博士号取得までの責任をもって、大学院生として引き受ける師匠はいないでしょう…
「芸の基本」を疎かにしたことが、彼女の捲土重来の可能性をも奪ってしまったのです😱😱😱
文系だろうと、理系だろうと、
専攻(major)は、どの分野でも良いと思います。どんな分野にも、王道と呼ばれる幹線道路があります。
小細工せずに、その幹線道路を堂々と歩み、コツコツと造詣を深める以外に、自分の人生のピンチで、潰されるリスクを低めることはできないのです。
【出典】
文学部って何の役に立つの? 大阪大学・文学部長の式辞が話題に
思いを聞く - withnews(ウィズニュース)
「文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか、と私は考えます」。今年3月、大阪大学の文学部長が卒業セレモニーで述べた式辞が、ツイッターで話題になっています。
https://withnews.jp/article/f0170724005qq000000000000000W00o10101qq000015619A
#withnews
最近、やっとこの記事のような「偽・高度先進医療」に厚生労働省の手が入るようになりましたが、
これは『薬事法違反』だけでなく、「未必の故意」による『詐欺』に該当する犯罪です💢
本来は『詐欺罪』が適応されるべき事件です💢
医師でも、一件理屈が通っていそうな民間療法に騙されて、
特に、実際にこういう「民間療法」に手を染めている無知なエセ免疫学者達は、未熟な故に盲信していることが多いので、素人にはクリニックで提供されているこの「民間療法」が、インチキだと言うことに気がつきもしないことが多いのです。
では、いざ自分がガンになったときに、藁をも縋る気持ちで、このような理解できるかどうか難しそうな治療法を知ったとします。
高度先進医療なのか、民間療法なのかカンタンに見分ける方法は?
これを確認して下さい。
我が国の悪性腫瘍最高権威である2つの病院
① 国立がん研究センター
② 癌研究会附属・有明病院(がん研・有明病院)
で行っている治療か?
ここを確認すれば、一目瞭然で分かります👍
セカンド・オピニオンを求める際も、この2つの病院なら間違いは絶対にないと信用して良いでしょう。
【出典】【参考】
★ がん免疫療法に使う細胞 無許可の施設で製造(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170714-00000018-ann-soci
★ 国立がん研究センター
http://www.ncc.go.jp/jp/
★ 癌研究会附属・有明病院
(がん研・有明病院)
http://www.jfcr.or.jp/hospital/
救命救急医魂が、怒髪天を突きます🔥
救命センター勤務時代も、幼児虐待の父親を、救急医全員で取り囲んだことがあったっけ…
写真を見ているだけで、震えが来ます💧
見える範囲だけで、
鼻骨不全骨折、顔面広範囲打撲傷、右上顎骨不全骨折、右眼窩内出血、外傷性口唇口蓋裂、下顎裂傷及び顎骨膜損傷、左耳介擦過裂傷、それに明らかな慢性栄養障害による羸痩(るいそう)…
幼児も、愛玩動物も、虐待は絶対に許してはいけません💢
〔出典〕
http://catfish777.com/episode-roaddd/
ボクがまだ国立大学医学部の教官だったときに、
厚生労働省から「なるべくジェネリック医薬品を使うように」とお達しがあり、
当時の医学部長が薬事委員会の席で、
「後発品が本当に先発品と同等なら、後発品があるものは全部ジェネリックに切り替えたらどうだ?」
と発言して、出席していた臨床系教授がほぼ全員、顔を強ばらせたのを思い出します。
この記事が意味するところは、まさに、
【先発品メーカーは、
製法特許が切れた医薬品自体の化学物質そのものの合成のための、
薬剤合成レシピは公開しても、
薬剤を安定して患者さんの体内に行き渡らせるまでの “隠し味” まで含めた、完全な作り方までは、
決して手放しで公開していないんだよ】
という、大塚製薬からジェネリック・メーカーに対する、無言の揶揄を感じさせるものです。
『日経DI〔ドラッグ・インフォメーション〕』の記事には、こんなふうに紹介されています。
=== 以下 引用 ===
エビリファイは「内用液を直接服用する」方法に加えて、「1回の服用量を白湯、湯冷ましまたはジュースなどに混ぜて希釈して使用する」方法も添付文書に記載されています。しかし「タカタ」と「明治」は、内用液を直接服用する方法のみで、希釈しないよう注意を促しています。
=== 引用終わり ===
先発品は薄めて服用しても薬効が変わらないけど、
後発品は薄めたら薬効が毀損されてしまう…
まさに、先発品とジェネリックは違うのだということを意味する記事です。
とはいえ、最終的に、自分の生命は自己判断だと思っていますから、
ボクは、患者さんに調剤薬局で、薬剤師さんと相談して選んでいただいています。
〔出典〕
エビリファイ内用液、後発品により用法に違い
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/sako/201706/551803.html?n_cid=nbpnmo_calr
Some UGLY pathogens have contaminated the official mailing list closed only for healthcare professionals named [OUTBREAK_ML].
The purpose of this mailing list is to send urgent and pivotal clinical information regard with epidemic break out of infectious diseases from global perspectives.
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厚生労働省・成田検疫所が運営する
『アウトブレイク・メーリングリスト』
という
季節性に大流行する毎年のインフルエンザから、エボラウイルスまで、
様々な「新興感染症」に関する世界中の流行状況をリアルタイムに配信する
専門家(感染症専門医、公衆衛生行政担当者等)向けのメーリングリストに、
ずいぶんUGLYな病原体が潜り込んだようです。
(−_−;)
添付の画像で、ダイエット商品の使用前と使用後を表現したかったのでしょうけど、ライザップに比べて広告の視点からのクウォリティーも低いし😓
タイトルが「良いアイデア」って… いい加減にしなさい💢
ここから、ハイパーリンクに誘い込んで、どこに連れて行きたいのでしょうか…💧
人の生命に関わるサイトをハッキングするのはやめて欲しい💢
【参照】成田検疫所
http://www.forth.go.jp/keneki/narita/





















