80代の母親に依存して生きてきた50代男性のケース…
( ꒪⌓꒪)「・・・」
  
    
今から15年前、横浜市の中学生(15〜17歳)だけで、いわゆる「引きこもり」の数が1万人いるとされていて、
実に当時担当していた精神科の外来でも、かなりの数が受診してきていました。
  
  
引きこもりの生徒が学校生活に復帰するのは実際のところ非常に困難で、ボクの患者さんが学校に戻った際には、校長から教務主任、担任、副担任まで大勢でハナシを聞かせて欲しいと、当時勤務していた病院まで押しかけてきたものでした。
その位、対応は難しいものです。
  
  
それから15年… 現在までに、引きこもりの数は不可逆的に安定して発生していますから、数は増えるばかりです。
  
  
同様に、学生生活は難なく乗り切っても、社会人になって職場不適応を起こすケースも増えていて、10代、20代、30代と、それぞれの世代に発生数のピークがみられます。
  
  
それがそのまま回復することなく、40代に突入しますから、定職に就いていない若年層・中高年齢層の数は高齢化のスピードに負けず劣らず増加しています。
  
  
その背景として、精神医学的にも大きな変化があって、20年前には『過呼吸症候群』などは教科書に載っていましたが、『パニック障害』『社会不安障害』などは医学部で教わらない病気でした。
あるいは、アメリカ911事件や、東日本大震災などで話題になったPTSD(心的外傷後ストレス障害)なども、一般の医療関係者に認知されていたものではありませんでした。
  
2010年代に入ると、今度は『新型うつ病』など、特殊なタイプのうつ病あるいは適応障害が問題になってきました。
近年、社会人の「うつ病」の発症には30代に大きなピークがあります。  
  
  
30代までの死因のトップが「自殺」であることはかなり周知されてきていますが、

http://www.mhlw.go.jp/tou…/saikin/…/jinkou/suii09/deth8.html
  
  
バブル崩壊以降、我が国での自殺者が毎年3万人を上回っていることは、先進諸国の中でも大きく問題視されています。
  
  
いまや、会社を辞めないで定年まで勤め上げるのが奇蹟のような印象までありますよね…💧
  
  
  
景気の低迷、社会保障制度の崩壊、高齢化などに伴い、
ストレス性の精神疾患の変遷も加わって、我が国は非常に生きにくい社会になってしまっています。
  
  
どうしたら光が見えるのでしょうか…
(−_−;)

〔出典〕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161225-00000009-mai-bus_all