介護の合間に、
というか「見守り」が殆どの私なので、出かけたりはできないけど、
時間だけはある。

父の介護をしているので、父との記憶を辿ることが多くなった。


若い頃の父、頑固で、

ん。。。。頑固であるのは今も変わらないけど、
なんていうか、男尊女卑みたいな亭主関白だった。
理不尽なことを言って、それを通す。
なぜなら男だから。。。みたいな。

思春期の頃の私は、それが嫌で嫌で。
中学生の頃、

「女は家政科に行けばいい。」

なんて偏見な意見を言うもんだから、

みたいに女は黙って家事してろ!みたいな言いように、凄く反発してしてた。


何もあんなに反発しなくても良かったなと、
今なら思うけどね。

だってね、中学の3年間、私は家庭科はずっと通知表が5だったんだよ。

めっちゃ得意じゃん!


あれから、40年くらい経て思うのは、
あんなに反発したことが、意外にも好きだということ。
認めればよかったのにね。

得意だし、好きってさ。

私も頑固だ。



反発するくらい意識していたことなんだなと思うと笑える(^^)




そして、あんなにも男尊女卑的な考えの父だったのに、今では
「オトコは料理ぐらいできなくちゃいかん!」
なんて180度違うことを言っている。


母が味噌まで作る人だったけど、
母が亡くなってから父が味噌を仕込んだことあるからね。

めちゃ、変化(^^)



そんな思い出を父と語ればいいんだろうけど、
なんかね。。。。

照れかな、一人で思い出して笑うけど。

父の枕元で語れない照れ。

そんな人、多いんじゃないかなと思う。