まるで1950年代頃の名作映画を見ているような初回でした。
見ていてなんとなく映画のローマの○日を思い出しました。
ヴァイオレットがクラウディアに付き添われて、身元引受け先の女性の元へと向かう時の車中から見える風景や、欧風的な街並みの中に戦後らしいどこか寂れたものを感じた影響で、思い浮かんで来たのかも。
幼い時から軍隊に身を置き、戦いのための道具として育ってしまったヴァイオレット。
彼女が戦後の世界で様々な人と出会い、普通に育ったならば当たり前に知っているであろう人の気持ちや感情を、徐々に理解し、受け止めていくというストーリーになっていくのでしょうか。
軍で上官だったギルベルトの「愛してる」という言葉の意味を知りたいという感情に突き動かされるように、クラウディアが経営する郵便社でお客さんの手紙を代筆する仕事がしたいと、真っ直ぐに前を向いて社長に頼むヴァイオレット。
これから彼女にどんな出会いとドラマが待っているのか楽しみなところですね。
海外展開も視野に入れている作品ということで、まるで映画のような初回でした。
かつて世界にオードリーブームを起こしたヘップバーンのように、日本初の世界的なヒロインにヴァイオレットがなったりしたら面白いですね。
次回も楽しみにしたいと思います。