今日はあなたに
「こんな意識なかったなー」
という珍しい話を
しようと思います。
それは
「国家破綻はいつ起こるのか?」
ということです。
破綻は破たんでしょ!
潰れた時が破綻でしょ。
そう思うかもしれませんが、
これは不正解!
正解は
破綻はお金が無くなった時
ではなく、
「破綻が公になった時」
なのです!
◎何をもって破綻と言うのか?
どういうことかと言えば
財政破綻した夕張市が
一番分かりやすい例なのですが、
夕張市が破綻したのは
2006年6月。
しかし、
事実上違法な会計操作で
財政をごまかしていたのは
総務省・北海道庁の調査によれば
少なくとも1992年には
財政を誤魔化し破綻していたそう!
つまり
「14年以上破綻がばれず」
世間には知れ渡っていなかった。。
どういうことかと言えば
夕張市は収入よりも支出が多い
財政赤字が通例だったけど、
父親の赤字を子供の預金から
一時的に借りて、補填し、
その子供の預金は
母親の預金から借りて来て、、
そういった会計間のやり取りで、
借入時期を3月と、4月など
時期をズラすことで誤魔化し
必死でバレないように
形式上お化粧して繕い、
世間にバレないように
嘘をつき続けてきました。。
この操作を「ジャンプ方式」と呼び
財政担当者と市の幹部だけに
脈々と引き継がれてきそう。
だからバレなかったので
世間は誰も破綻と気づかなかった!
それゆえその間、
ずっと銀行も騙され続け
お金を貸し続けていました。
本当は破たんしていたのに!
しかし!!
いずれこの状態を繰り返していたら
どこかに齟齬が生じます。
夕張市の場合は
実質的な赤字額を膨大させたため
決算額が不自然だったのです。
あり得ない数字になっていると。。
そして報道により
信用不安を感じた銀行が
夕張市にお金を貸さなくなり、、
一気に世間に違法な会計操作が
バレたのでした。。
ここまでの間、
少なくとも14年以上かかっています。
つまり破綻しても
そんなにもの間は
バレないこともあるのです!
さて、、
日銀が今、
もうすぐ債務超過になると
言われていますが、
まだまだ世界中の投資家は
その事実に気付いていません!
なので日本の国家破綻は
もう少しだけ来ないかも。
しかし、
いつ来るかどうかは
夕張の例のように
「全く分からない」のです!
理由はもうお分かりですね!
破綻は
◯ 世間が破綻を認識した時
× 債務超過になった時
に起きますので。。
それは明日かもしれないし、
何年後かもしれない。。
だからこそ
我々が考えないといけないのが
「平時から備えること」
なのです!
その備えこそが
一番の安心材料になるのです。
夕張市は破綻したら、
小学校7校、中学校4校は
それぞれ1校ずつに統廃合され、
市立図書館や美術館は廃止。
※そのため雪が積もる中を
1時間歩いて通学する子供がいる!
公園は整備されなくなり、
老朽化した市営住宅を直すお金すら
出ません・・・。
こんな未来を避けるには
あなたの行動だけです!
破綻したらどうなるかは
こちらのブログ参照。
「財政破綻したらどうなる??」
→ https://amba.to/3RSKWnD