分かりやすく一目瞭然で
「外貨で資産を持つことの重要性」
これをお伝えします。
『分散のため』だとか
『預金封鎖があった時』のためだとか
いろいろ言われているし、
どれも確かに正しい話です。
でも、、、
いまいち頭ではわかっても
理解がストンと入ってこない方は
これを見ると、
外貨の重要性がすぐ理解できます。
◎バブル後、日経平均は低迷しっぱなし？
資産運用に少なからず
興味を持つ方なら
日経平均わかりますよね。
そう、日本の株価を示す
日経平均。
日経平均が高ければ
株に投資している人は儲かるし、
日経平均が低ければ
含み損を抱えている。
投資を至極単純化すると、
そういった構図になります。
そして、
日経平均のバブルの最高値って
いつか知っていますか？
1989年12月29日の
38,915円が最高値。
その後、
株価はどうなっていますか？
その史上最高値を
いつか更新しましたか？
..
..
..
答えは、NO！
丸32年経っても、
未だに史上最高値を
更新できていません！
そうほぼ100％の人は
答えますよね。。確実に。
でもね、
それって正しくないんですよ！
◎「日本人だけ」が儲けていない日本株への投資！！
どういうこと？
チャートを見れば、ほらっ！
未だにﾊﾞﾌﾞﾙの最高値を
更新していないじゃん。
そう思いますよね。
これはそのとおりですよ。
確かに更新はしていない。
でも、、、
それは「円建て」に限っては！！
どういうことかというと
日経平均には、
・円建て
・USD建て
この2つがあります。
「現地通貨」である日本円と
「世界標準」であるUSD。
日本人以外の、世界の投資家は
この2つを見ているし、
むしろ
「日本人以外の投資家は全員
USD建てで日経平均を見て」います。
外国人投資家は
東証1部の日々の売買代金の
6～7割のシェアを占めており、
株主比率も3割を超えています。
そう考えると
ほとんどの人がUSD建てで
日経平均を見ていると言っても
全く過言じゃありません。
USD建ての日経平均は
きわめて単純な計算方法で、
例えば
・日経平均株価：28,000円
・その日のドル円：1ドル=100円
だとすると、
28,000／100＝「280ドル」となり、
今日の『日経平均は280ドル』です。
そして
何より大事なのは
ほぼ100％の人が誤解している
日経平均の株価は、
な、なんと
「USD建てで見ると
昨年史上最高値を更新済み」
なのです！！
出典：楽天証券HP
ほらっ！
これはすなわち
・日本円資産 → 含み損
・USD資産 → 含み益
こういう構図になり、
同じ日本株に投資していても
「世界の中で日本人だけ
日本円資産のため儲けていない」
こういうことになります！！
投資しているのは
トヨタであったり
ユニクロであったり、
同じ投資先にもかかわらず、
「日本円かUSDかの違い」ゆえに
儲けれていないのです。。
いかがでしょうか？
それでも日本円に固執しますか？
日本円以外に、
USD建ての資産を持つことは
こんなにも大事なのです。
しかもそれは
銀行や保険会社の外貨建てはダメ！
日本の金融機関の外貨建ては
日本に何かあった場合、
お金の引出が制限されますので。。
今のロシアを見てみると
一番わかります。
ウクライナ侵攻による
外貨不足により
政府が個人の外貨引出の上限を
3/9～半年の間「1万ドルに」
ロシアは規制しました。
このように
日本国内にある外貨は
いつでも政府の思惑次第で
自由に引出制限をかけて
利用できなくできるのが常です。
レバノンしかり
キプロスしかり。
これは破綻しそうになった国が
常に取る手法です。
