命をケンチョーに捧げれるか? | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

ワナワナ・・・

体の中で何かが震えている。。。

久しぶりに感じた感情だった!


「ゔ~~!」
強いて言えば、こんな言葉だ。

今の感情を声にしたいけど、
何かを叫びたいけど、

上手く言葉に表現できない
もどかしさ。


一言で言えば、
「感動」

だけど、
世志(よっしー)の心の中で
それだけで片付けられない、

何かもっと
別な特別な感情が生まれていた!


これが
小説『永遠の0(ゼロ)』を読み終えた時の
感想だった。

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 ~本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!~


『生きて妻のもとに帰る』

日本軍敗色濃厚な中、
生への執着を臆病にもなく口にし、

仲間から「卑怯者」とさげすまされた
零戦パイロットがいた・・・。

「生きて帰る」という妻との約束に
こだわり続けた男は
なぜ特攻を志願したのか?

~表紙のカバーより引用~


ラストの31ページは怒濤の展開で、
涙で目頭が熱くなってきたし、

読み終えて20分ほど経った後でも、
未だに目に涙が溜まっていた。


ここまで小説で感動したのは
「今、会いにゆきます」以来
実に10年ぶりぐらい!

それぐらい感動したお勧め本!



◎センパイは今の公務員を見て、どう思うのだろうか?

今週読み終えた本だが、
実は1つ気にかかったことがあった。

それは、
「戦前の軍人が命を賭けてまで国を想う気持ち」だ!


確かに、
軍国主義の教育で
そう教え込まれていただろうし、

国の中の雰囲気も
そうだったかもしれない。


しかし、
今の北朝鮮やナチスドイツを見てわかるように、

国内は決して一糸乱れぬ一枚岩の体制
じゃないんだよね。

国民の中には
政治体制や戦争を疑う人も大勢いるのだ!

だけど、
彼らは「お国のために」と命を賭けて戦った。


しかし、
よ~く考えると、

彼ら軍人の立場は「我々と同じ公務員」
つまり、『我々のセンパイ』にあたる人たちだ!!

立場は違えども、
「命を賭けて国のために尽くす」!

こんな心意気の役人が
果たして今の時代にどれぐらいいるだろうか?


たぶんほとんどいないだろう。。。


そう考えると、
本当にスゴい、信じられないほどのプロ魂だと思う!!


今の世志(よっしー)の働きぶりは、、、
彼らの志や意気込みと比べると
恥ずかしいレベルだな・・・。

センパイたちが、
後輩にあたる今の公務員の働きぶりを見ると、
どう思うだろうか??

喝~~~っ!!
って怒鳴られるゾ!


もっと、もっと
「世の中の役に立つ役人」にならないと!

彼らに負けないぐらいの
プロフェッショナルになりましょう!!




『異端公務員☆倶楽部』とは?