Eさんと一通り柬埔寨【カンボジア】の話を終え、
2次会のバーに行ったとき
この話はEさんがポツリと語りだした。
Eさん:
「そういえば、
最近僕はBCP(事業継続計画)の関係で、
太陽光発電と蓄電池を買おうと思っているんですよ。」
世志(よっしー):
「おお~そうなんですか!
最近自家発電を備える企業も
増えてますよね。」
Eさん:
「そうそう。」
「それでね、
自分の住んでる△◎地区って
浸水の恐れがあるじゃないですか。」
「だけど、
四国なので水はきれいで、
井戸水も使える!」
「そこで
△◎地区の経営者が集まって
この地区で
太陽光発電と井戸水を全世帯が利用する
『環境モデル地区にできないか』
って考えてるんですよ!」
世志(よっしー):
「うお~!
そりゃスゴい!!
あまりにも大きな構想に鳥肌が立ってきた。
世志(よっしー)は全面的に支援しますよ!」
Eさん:
「だけど、
世志(よっしー)さん、
問題が1つあって。」
「悲しいことに
『お金がない』・・・。」
「だから住民の家1つ1つに
太陽光発電を付ける資金が足りないんだ。」
世志(よっしー):
「そりゃ、簡単ですよ!
『市民ファンドを利用して
屋根貸しビジネスを使えばいい!』
そうすることで、
住民は屋根貸し料として
毎月収入が得られるし、
ファンド運営者側も
地区でまとまって屋根を借りられるなら
効率的だし、
なにより、
地区の住民と一緒に
ファンドを作り上げられる!
これこそ市民ファンドだよ。」
Eさん:
「そうか、
で、でも市民ファンドなんて
どうすれば??」
世志(よっしー):
「世志(よっしー)に任せて下さい!
世志(よっしー)の知り合いの四国の人に
市民ファンドを運営しようとする
気鋭の社長がいます!」
「その人と一緒にやれば、
うまく進められるでしょう!
今度紹介しますよ。」
Eさん:
「本当かい!
ありがとう世志(よっしー)!!」
こうして
四国に新しい
「太陽光発電の市民ファンド」が
生まれようとしている。
その翌日、
世志(よっしー)は早速
市民ファンドを運営しようとする
Tさんに連絡を取り、
事情を説明した。
Tさんは
世志(よっしー)の読みどおり
諸手を上げて歓迎ムード。
「そんな話を待っていたんだ~。
本当に感謝するよ!」
と世志(よっしー)に
弾んだ声で感謝してくれた。
そして、
この両者を引き合わせる日は
再来週に設定された。
もちろん
世志(よっしー)は出席して
仲介役を務める。
お互い、
いい印象を持ち、
互いのやりたいことを
きちんと理解し合うよう
仲介役の仕事は重要である。。。
~次回に続く~
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