出典:投資教典『秘宝・チャーリー言行録』 「ouyoge」第2章
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【解説】
世志(よっしー):
「そして・・・、
『エンドゲーム』に書かれている内容
ですね。。。」
慈鋭(じぇい):
「投資王チャーリー・鷹は
自分の読んだお勧めの本を
我々によく紹介してくれるけど、
これほどまでに
強く薦めた本は稀だよね。」
世志(よっしー):
「つまり、、、
それほど重要だということですね!」
孝明(komei):
「そう、そのとおり!」
「もう一度
この部分を読む返してみるといいね。」
世志(よっしー):
「『信頼=簡単に崩れる』
ということを皆忘れてしまっている。。。」
「あっ!!
そういえば・・・
『ジパングは純債権国だから
国債をいくら発行しても大丈夫』
とか
『国債は国内で消化できているから
希臘【ギリシア】のようにならない』
という定説がありますね。」
慈鋭(じぇい):
「そう、まさにそこだ!
世志(よっしー)、
いいところに気が付いたね!」
「債務(借金)というのは
“信頼関係がある”からこそ、
借りることが出来る!」
「だけど、
よ~く考えてご覧!
信頼を失うのって簡単だよね!
古くは雪印しかり、エンロンしかり、
最近だと、東電やオリンパスだって。。。」
「そのような企業だって
不祥事のつい前日までは
全く“普通に営業”していたはずだよ。」
「だけど、
“一夜にして信頼を失った”せいで
債務の貸し手たる銀行は
手を引き、資本を引き上げ出した。」
「そして
全ての会社が何らかの形で破綻してしまい
単独では存続できなくなった。。。」
世志(よっしー):
「そういうことか・・・
『信頼とは移ろい易く、あてにならないもの』
この意味を
もう一度再認識して、深く考えてみる
必要がありますね。」
孝明(komei):
「あと、
この『信頼』という部分を
『人の信用』に置き換えてみると面白い!」
「全く同じことが言えるんだ!」
「つまり
“『人の信用』も同じように崩れ易い”!
ということを十分認識すべきだ!」
慈鋭(じぇい):
「“置き換えて考える”という視点は
まさに軍師たるゆえんですね!」
孝明(komei):
「ニヤリ」