Gay Goddess | Woke Up In the Beautiful World

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Perfect Gay Goddess


2010年のGay Calgaryからのインタビューをご紹介。訳してからずっと放置してたんですけど、カイリー病を理由に載せます。ゲイ・カルガリーとは、カナダのカルガリーやエドモントンを中心にLGBT情報(順番合ってる?)を発信するウェブマガジンだそう。カイリーってば流石にゲイコミュニティのメディアでのインタビューが多いこと多いこと!このインタビューのサブタイトルも面白いよね、「ゲイの女神がアフロディーテと共に帰ってきた」ですもの。どうしましょ。


Kylie Queers It Up:Gay Goddess Returns with Aphrodite』 July 2010.
Interviewed:Chris Azzopardi
Source & Credit:Gaycalgary.com
Translate:Mia


あなたと話すということは、多くのゲイ男子の夢だというのは知ってますよね?
―何人かにそんなことを言われたわ(笑)

じゃあ、バシバシ質問していきますよ!
―受けてたつわ、ベイビー!

<All The Lovers>のミュージックビデオでは大胆な挑戦をしたようですね。
―そうみたいね。でもビデオの反応からは良い気分にはなれなかったわ。だってあれはただのセクシーなビデオなわけではなくて、とても美しいビデオなんだもの。

そうですよね。とても純粋な気持ちのものですよ。でも、あの空飛ぶ象は一体何?
―明確な意味はないの。象を空に飛ばしたのは監督のジョセフ・カーン独特の理由があったんだと思うわ。彼ってとってもキュートなのよ!

確かにキュートな人ですが、ビデオの中であなたを囲っていた大量の男性達の方がずっとキュートでしたよ。
―えぇ、そうかもね。私もあの体と体が混ざり合った場面がお気に入りよ(笑)CGではなくて、皆の努力で出来たものなの。

あのビデオでは様々な愛が映されていますよね。全て(の性を)包括的に映すというのは、あなたの判断で?
―あれはジョセフの構想だけど、私にとってもパーフェクトなものになったわ。普遍の愛というテーマだもの。どういう解釈でも大切なのは愛なのよ。

(ビデオは)乱痴気パーティーではなく?
―ノー、私にとっては違うわ。人と人とが繋がるということなの。(しばし間を置いて)だけど、よりロマンチックな絵にしたいと思ってたわ。

現在最もパワフルなゲイアイコンの一人としての良いところは?
―素晴らしいことを誰にも文句を言われずにできること(笑)自分が(ゲイコミュニティの中で)どれくらいの位置にいるかは知らないけど、ゲイのオーディエンスは私にとってかけがえのないものだわ。

ずっと昔の話になりますが、自分はゲイに育てられたようなものだと言ったことがありますよね?
―そうよ!強制的にね。

ホップスの女神からゲイの女神に変わっていった、特定の出来事はありますか?
―多分、94年に初めてシドニーのマルディグラ(*ゲイコミュニティ最大のお祭り)でパフォーマンスしたときだと思うわ。でもきっとそれ以前からだし、これといったターニングポイントはわからない。とても自然な成り行きだったから。


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All The Lovers

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(左)いつものコンサート模様 (右)NYのゲイクラブにて。


ゲイらしいアプローチをするために、自分自身やショーについてもゲイ男子と同じような考え方をするんですか?
―ノー、ノー。それはそれ。例えばツアーで言うと、実際にはウィリアム・ベイカー(カイリーのエグゼクティブ・プロデューサー兼ゲイの夫)がそういうことの指揮を執っているから、ダンベルを持ったトランクス一枚の男の子達が出てくるのよ。あぁ、シャワーも付いてるわね。私のショーの中には“いい?これは男の子達の為よ”っていうパートが必ずあるし、お客さんの中にはゲイのオーディエンスもいるけれど、実際には色んなファン層がいるのよ。ステージから外を見たり、色んな観客がいるのを眺めるのが大好きなの。

『Aphrodite』では、もっと大規模なツアーを計画してるんですか?
―成り行き次第だけど、そうしたいわ。来年にツアーを予定してるんだけど、去年回った都市も含めたスケジュールを組みたいと思ってる。だって歓迎の強さにすごく感動したし、また次のショーも見に来てくれるリピーターがいるはずだからね。だけど新しい都市にもツアーを広げたいとも思うわ。だからどうするかはこの先考えることになるけど、ツアーに対する意欲を失うということは絶対にないわ。

初めてのUSツアーでの印象的なことはなんでしたか?
―もうっ全部!心からやりたいと思ってやったものだったし、赤字覚悟でやって、実際そうなった。長期間に渡るものだったからね。時間の問題だったのよ。それにこう思ってたの、“今やらないなら次はない。やらなきゃだめ、やらせてちょうだい”って。

レディ・ガガやケシャの曲がクラブを制覇してるように、以前よりダンスミュージックはずっと主流になりましたね。彼女達のような若きダンスディーバとの競争の中に自分もいると思いますか?
―競争社会の本質としては、イエスと言えるわ。だけどパーソナリティは互いに違うから、それぞれの領域にいるとも思う。

今回のアルバムではプロデューサーをスチュワート・プライス一人しか起用せず、アルバムにまとまりを与えていますね。どうしてこのような手法をとったんですか?
―(シザー・シスターズの)ジェイクの勧めだったのよ。彼はこのアルバムでの救世主だと思ってるわ。スチュワート・プライスがシザー・シスターズの新しいアルバムのエグゼクティブ・プロデューサーをやっていて、ロンドンでジェイクがスチュワートとレコーディングしているときに会いに行ったの。自分のアルバムを作ってるときに、よくジェイクと話し合ったり、やり取りをし合ってたんだけど、ジェイクには私がまた同じ道を辿りつつあるって、過去2作と同じ繰り返しになるってことが見えてたみたいだったわ。つまり、多くのプロデューサーと組んで、大量の曲をピックアップしていくというプロセス。
彼らはそういうプロセスをあまり取らずに、素晴らしいものを作っていると思って。まとまりを感じられて満足するまで時間がかかったけど、スチュワート以外の誰かとアルバムを作るなんて考えられなかったわ。彼はとっても楽しい人で、魔法使いみたいなの。

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Real Aphrodite


前作のアルバムでは後悔が残ったんですよね?
―振り返ってみると、そうなるわ。でも面白いことに今でも『X』をよく掛けてくれる友人が何人もいて、今聴いてもすごく時代を先取ってるって、気に入ってると言ってくれるの。だから良い仕事はしたんだと思うわ。今『X』について思うのは、病気や治療や心配してくれた人達や復帰を望んでてくれた人達を通して思うのは、あの時の気持ちを曲に書いておけばもっと良くなったかもしれないということ。
あのときは事務所の制作部のアドバイスに頼っていたし、彼らは私の書いた曲にピンとこなかったんだと思う。ただ彼らの満足いくものではなかったのかもしれないし、あの2年間で彼らが少し感情に欠けてしまったのかもしれないわ。後悔って本当に辛いものだから、後悔について話すのにはうんざりしてるの。でも、きっと今だったらもっと違ったことをしてたでしょうね。

アルバムタイトルの『Aphrodite』の由来は?
―ネリーナ・パロットが書いてくれた曲なのよ。だから悲しいことに私には『Aphrodite』ってタイトルは思い付かなかったのよ(笑)タイトルは彼女が付けて、私に書いてくれたの。色んな曲が採用されたりされなかったりしたけど、アルバムの制作過程を通して『Aphrodite』ってタイトルにぴったりだったから、アルバムタイトルに付けたかったわ。このアルバムは全体を通して幸せな要素が沢山詰まってるし、それが『Aphrodite』としての理由だと思ってる。

それからアフロディーテのセクシャルパワーも。あなたのセクシャルパワーは?
―オー・マイ・ゴッド!(笑)言えないわ!恥ずかしいこと聞くのね。

神話に興味はありますか?
―学校以外では特に勉強したことないの。でもメデューサよりはアフロディーテの方がいいわね!



確かに『X』はまとまりに欠けてるけど、「In My Arms」や「Wow」や「Speakerphone」とか、1曲1曲はすごく新しい曲が多いし、『X』好きなファンは多いですよねぇ。

ちなみにカイリーの中で最もゲイ度の高い曲は「Better The Devil You Know」と「Your Disco Needs You」(そりゃそうだ!)だそうです。この質問をされたカイリーは戸惑ってました笑)別に彼らのために曲つくってるわけじゃないのにね。

というより、この記事アップしたら『健全なサイト運営にふさわしくない言葉・表現~』とかなんちゃらってのが出て記事閲覧禁止になっちゃってた!なので該当すると思われる個所を“健全な”表現で書き直しましたが、ここイスラム圏かよ!気をつけよ…。