はじめてのイラク
外務省のページによるとイラクの安全性はレベル3と4(4段階中)の「渡航中止勧告」「退避勧告」地域に分類され、バスラはレベル3「渡航中止勧告」です。
なかなか行く事のない、というか普通はなかなか行けない国になります。
バスラは右下
トルコから飛行機で約3時間
上から見ると、基本的に黄色一色の土漠(砂漠の土版)で、道路のように見えるところは実は運河?っぽく、意外に「水」は多いのに驚きました。水が多いのに緑も建物も道路もほとんど見えない、、、。
大きな湿地が
朝7時すぎに、とうとうイラク第二の都市であるバスラ空港に着陸!
第二の都市ですが空港はこじんまりとし、他の飛行機は見当たりませんでした。
空港内も小さいですが、いたって普通で、制服を着ている職員?軍?の人達も明るい雰囲気!
いよいよ最大の山場
さあまずはイミグレーション!
各種書類も用意してあるのですが緊張の時です、、何を聞かれるのか、、無事に通れるのか!!
あれ、、、?
何も聞かれずあっさり通過、、!!
入国成功!?
次は羽田空港から送った実験機材たち、
荷物検査で聞かれた時の回答も用意してあるが、なにせ物量と種類が多いし、スモークマシンの液体もあるし、、、
ドキドキ! X線検査を通します、、、!
うん?そのまま通過、どんどん通過、、、えっ終了!??
ということで、まさかの何も聞かれることもなくチェック完了!
無事に入国
拍子抜けしてしまうが、良かった!良かった!と胸を撫で下ろす。
空港内には一応、DUTY FREEもあり、香水やタバコ、お酒がありました!
中東はイスラム圏なので、お酒があるのには驚きです。
奥にDUTY FREE
空港から宿泊地へ
空港を出ると、すぐにセキュリティー会社の車3台と合流。
我々の車の案内スタッフと運転手さんは防弾チョッキを装着、銃も持ち込まれる。
移動開始!
バスラの街ではなく、別の場所にある宿舎に向かいます。
空港を出ると、空から見るのと同じ黄色一色の世界、、建物はなし、、荒廃した土漠、、ゴミがたくさん落ちている、、、。
進んでも進んでも変わらず、、
線路もあるようなのですが、、、
貨物列車の長い貨車が放置されていて
きっと運転されていないかもしれない、、、
途中で何箇所か石油施設が見えるも、
道路に車は多く走っていても
人の気配はなし、、
遠くに石油施設
30分ほどで宿泊先となるイラクエナジーシティーに到着。
3mくらいの塀に囲まれていて、
入り口には、銃を持ったセキュリティーの人、爆発物検知犬、監視所も多数あり、セキュリティーはバッチリとのこと。
外の気温は?
到着して、外に出ると、、、
えっー!!!暑い!!
うん、暑い!! 風も暑い!!
日差しが強い!!
持参した温湿計で測ると、
気温は47℃、湿度は15%!!
きたっー!!
どおりで人を見なかったわけです、、、
宿舎に到着
宿舎は二階建てで、私は一階の部屋、
室内はビジネスホテルの感じですが
無駄なく快適そう!
まずははじめての宿泊者必須のセキュリティー講習会がありました。
英語なのでわからない部分多いですが主には、
・基本的な貴重品の取り扱い方
・センター内の施設や医療について
・火災警報が鳴った時の対処法、
・爆発物検査犬にヨシヨシしない事
・センター内にいるネコに触ったりエサ与えない事
・爆弾警報がなった時の対処法 他
爆弾の警報がなったら、低い姿勢になり待機。落ち着いたら近くのコンクリート隔壁に、そして攻撃が終わったらセンター内のどこかの施設に集まるらしく、低い姿勢の時に至近弾や直撃弾がない事を祈るしかないなと思う。
ここまでは順調!
セキュリティー講習会の後には、
関係者で明日からの動きや変更点、
新規な事についての打ち合わせ
明日からいよいよ仕込み、
ここまではトラブルもなく、
機材も予定通りで順調!
18時、センター内のレストランで夕食。
ビュッフェ形式なのですが種類が豊富で日替りメニューもあるらしく、いい感じ!
はじめて見る食べ物もあったが、
今日は知ってそうな物だけにする。
どれも美味しい!
ハッピー木曜日
そして毎週木曜日だけ、
バーでビールやウイスキーが飲めるらしく、今日がその木曜日!
センター内には、PCR施設、医療施設、KIOSKという名の商店、床屋、クリーニングもあります。
そして大きなトレーニングジムの近くにはバー、プール、卓球、ビリヤード、ダーツなどの娯楽もあります。
まあめちゃくちゃ暑い中で、それぞれそれなりに距離があるので、どこまで利用できるかはわかりませんが、、、
という事で、あっという間に
3日目が終了!
しかし1番の山場を、無事に越えることが出来たのが何より嬉しい!
チャーリーの腰はだんだん悪化している感はあるが、しっかり休んで、あとはショーに向けての準備に集中だ!