久々のブログ更新。
チャーリーのファボミューは “これぞ!” と思うアーティストに出会ったタイミングで更新しているので大抵はニューアルバムリリースなどと同時期になることが多い。
しかし今回は音源リリースでも何でもないが素晴らしいアーティストとの出会いがあったのでブログに書き留めることにした。
そのアーティストの名は、、、
マキアダチ
ファンの人達からすると “なぜ今頃?” 的な感覚だと思うが、これまで出会う機会がなかったのだから仕方ない。
去る2月11日に開催された「DAW女子会vol-7」にチャーリーイチ推しの「惑星アブノーマル」が出演するということでライブ中継を視聴した。
DAWとはデジタル・オーディオ・ワークステーションの頭文字でありコンピュータで音楽制作をするためのソフトウェアの総称だ。
よく似た言葉にDTMがあるが、これはデスクトップミュージックの頭文字で、コンピュータでの音楽制作を指している。
つまり、DAWを使ってDTMをする女子が集まってライブをしたのが先の「DAW女子会」だ。
主催はDAW女を牽引する小南千明さん。
彼女もライブのトリに出演し親しみやすいポップソングを聴かせた。
他に独特の世界観を聴かせたUtaeさんも良かったし、我らが惑星アブノーマルもノリノリのパフォーマンスを見せてくれたが、最も強く印象に残ったのがマキアダチさんだった。
全体的にウェットでダークな曲調とそこはかとなくオリエンタルなムードを持つメロディが、時にダンサブルに時にアンビエントに繰り広げられ他にないオリジナリティを感じた。
MCでは紙芝居などもありパフォーマンス中とは正反対の可愛らしさが独特のキャラを作り好感を持てた。
手に入る音源は2015年10月にリリースされた1stアルバム「MAKI ADACHI」のみ、早速タワレコオーダーしたのは当然(itunes配信もあるが気に入ったアーティストはCD購入する)。
西込加久見さんバックアップのもと3人のギタリストの協力を得ながら制作されたアルバムはダークなイメージはそのまま、ライブ以上にオルタナティブロック感が強い仕上がりとなっている。
“無いの 無いの” と自転車盗難を嘆く「チャリがない」、ファンクリフがカッコいい「やぶれかぶれでいい」、鳩の鳴き声を譜割りに応用した「キジバトノウタ」、ズバ抜けた完成度の「儚き君に」など、全11曲(1曲は別バージョン)どれもクオリティが高くオリジナリティに溢れている。
SoundCloudやeggsにも曲がアップされており、特にeggsに上げてある2曲「Hurry Up!」「ロンリーダンサー」はmp3の音質の悪さをも凌駕する素晴らしい出来映えとなっている。
個人的にはライブでも演奏された「Hurry Up!」が一番のお気に入り。
https://eggs.mu/artist/makiadachi/
他にCM曲やアニメ音楽からアートデザインまで手がけ、今後ますます活躍の場を広げていきそうな予感がする楽しみなアーティストだ。
早く2ndアルバムを聴きたい!