惑星アブノーマル ひとりにさせナイト | チャーリーのファボミュー

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このブログはチャーリーが聴いた音楽の中で「これは良い!」と思った作品やアーティストを書き留めています。勢いのある旬な音楽を好むため自ずと若手中心になっています。たまに映画についても書いています。

惑星アブノーマル
シングル配信企画「ひとりにさせナイト」
8月15日(火)
渋谷 TSUTAYA O-nest

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1年ぶりに見る惑星アブノーマル。
昨年秋、所属事務所を辞めフリー状態となり、楽曲制作〜MV制作〜ライブ制作までオールセルフプロデュースで漕ぎ着けた汗と涙の企画・・・・ひとことで言えば、上手くタガが外され自由に伸び伸びと弾けたライブでした。


対バンは、
GOOD BYE APRIL
Sympathy
宇宙まお

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GOOD BYE APRIL
昨年時間の都合で見れず今回初見。
倉品翔くんの作る曲と歌声が溌溂とした正統派J-Pop、個人的にオフコースが被ってきましたが、古きニューミュージックを踏襲したスタイルは今の若い人達には新鮮なのかも。

Sympathy
2月にメジャーデビュー、MVをクラウドファンディングで制作、楽曲がTVエンディングテーマに決まるなど何かと話題が多い高知発のガールズバンド。
ちょっと硬質なギターロックで女の子バンドにありがちな “たどたどしさ” はあるものの奇をてらうこともなくしっかりとした演奏を聴かせた、特にベース今井なつみさんは細かなフレージングにも余裕があり、ノリ方といい安定した運指といい巧さを見せていました。

宇宙まお
正直イメージ逆転、宇宙まおってこんなだったの?!と驚いた(これまでちゃんと聴いてなかったこっちが悪いんだけど^_^;)
ギターをかき鳴らしながら無愛想で衝動的にメッセージを骨太に叫ぶタイプだと勝手に思い込んでいた印象を見事に覆された。
実はポップで繊細で 何と言っても“可愛い” じゃないか!(笑)光る靴にノリノリで動き回る姿はキュートだった。
ギターとキーボードのサポートを従えたアコースティックセットだったけどステディなアンサンブルはさすが、ちょっと真剣に聴いてみようと思わされたステージでした。

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そして、

惑星アブノーマル
昨年に引き続くサポートメンバーを従えて登場。

下手奥から
ベース サカモトノボル
ドラム ドラゲ
ギター SECO

手前下手にテナ
センターにTANEKO

というセット。

ステージ上にPCを置きTANEKO自身が露骨にシンクのキュー出し操作をするあたり、これまでとは違う奔放さが垣間見れた。

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LET IT DIEからトップギアでスタート、美術II愛してるって言いたい とアッパーチューンで畳み掛ける。
生半可ではなくテンション200%以上のキレで踊り歌うTANEKO、華奢な身体で息切れもなく魅せるパフォーマンスに企画趣旨もぶっ飛ぶほどこちらも熱を帯びた。

BE P!NKでは恒例のTANEKO様恐怖の振付け指導もあり、遂にはノリの悪い奴らを猿呼ばわり(笑)

中盤落ち着いたところで今日のテーマ「ひとりになれない」を披露、ソウルフルでアーバンなダンスポップにTANEKO節が炸裂する奇天烈爽快な曲だ。

物販紹介のTANEKO & テナの掛け合いが漫才のようで笑えた。
そして、10月13日ワンマンライブのフライヤーを最前列の客に束で手渡し「順に後ろへ回せ」と強制ビラ配り(笑)

それら全部許せてしまうのが惑星アブノーマルだな。

愛してやむなしの多幸感で本編終了
アンコールでは名曲愛してやまないを歌い終演した。

TANEKOの歌唱力の高さは以前からだけど、7月に舞台を経験したお陰かダンスや振りのキレが増したように感じた。
それからテナの唇の青さが・・・う〜ん・・・やはり惑星アブノーマルだ。

実に楽しいライブでした。


セトリ

LET IT DIE 〜時をかける殺し屋
美術II
愛してるって言いたい
BE P!NK
ひとりになれない
あの日のぼくら
スターライトマリッジ
愛してやむなし

アンコール
愛してやまない