自分はもともと静岡の出身で、
自己破産をしたあとの、34歳の時から東京に移り住みました。
その後、海外に移住した39歳までの、
たった5年しか東京人ではなかったのです。
改めて考えてみると、
思った以上に短い期間しか東京には住んでいなかったのだと
今更ながら気が付かされました。
その5年間の間に世田谷で3回の引っ越しをし、
最終的には港区南青山に住まいを持ちましたが、
短くも非常に濃い5年間だったと思います。
東京という街は、金融・経済・情報の中心にあることは間違いなく、
大きなお金が動き、そこにあるチャンスも非常に大きいです。
しかしこのチャンスを多くの人が狙っているわけで、
大きなチャンスをつかめるのは本当に極一部の人に限られます。
圧倒的に競争が激しく、中途半端は生き残れません。
楽しいこと、刺激的なことに接する機会も大きな街ではありますが、
改めて考えてみると、東京と言うのは日本とは別ものだと思います。
これは世界でも同様で、
ニューヨーク、ロンドン、パリ、上海・・・・・・
これらの街は特別なのです。
それぞれの国の、他の街とは全く異質なのです。
刺激的で楽しくもある反面、長くいると疲れてしまう・・・・
今だからこそ思いますね。
若い時は都会の喧騒も楽しくもありましたが、
今はそれよりも、バンクーバーの自然の中での生活が楽しいし、
湯河原の温泉が気楽で気持ちがいいし、
年中温暖で人も暖かなバンコクの生活がらくなのです。
東京を他の日本とは別なのだと考えることができると、
平均所得、生活レベル、職などを考える上でも、
もっと気楽に考えることが出来るのではないかとも思いますよ!!