大賀ハス 府中郷土の森 2023/6/24
1951年、千葉県千葉市検見川にある東京大学検見川厚生農場落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)。
大賀一郎博士たちによって掘り進められ、合計3粒の古代ハスの実を採取。
ハスの実は今から2000年前の弥生時代以前のものであると推定された。
発見された3粒の実は、大賀博士の自宅で発芽処理が施され、3つとも発芽に成功するが、1つは発芽後に枯れて、成長した2株は千葉県農林総合研究センターに移されたが、そこでさらに1株が枯死します。残った1株は大事に育てられ、無事成長した。
発見当初は世界最古の花として、海外でも大きな反響を受けた。
大賀ハスはほかのハスと同様に、朝に開花し昼過ぎには閉じてしまいまう。
花が「開いて」「閉じて」を3日間繰り返し、4日目に開花したあと散っていく。
尚、大賀一郎博士の自宅は府中市でお墓は多磨霊園に在る。