くらやみ祭 神輿渡御(2) 大国魂神社 2023/5/5
5月5日がくらやみ祭のクライマックスの神輿渡御が行われた。
八基の神輿が本殿前お白州から御旅所に渡御する行事。
八基のうち一之宮から六之宮と御本社の七基の神輿は参道から旧甲州街道へ出て御旅所に向かうが、御霊宮神輿のみ西鳥居から六所口を経て府中街道へ出て、御旅所へ向かう。
何分、夜中でもの凄い人混みのため、自由に撮影ポジションを変える事が出来ず、疲労と心労は半端ではない。遠ざかると、ストロボサイトが届かず真っ黒けになるし。
(大国魂神社について)
建立は1,900年以上前で武蔵国内の6つの神社を合わせ祀ったため六所宮と呼ばれた。
武蔵国の国府が置かれその国府祭としてくらやみ祭るが1,000~1,300年前に始まった。
一ノ宮 小野神社(東京都多摩市)
二ノ宮 二宮神社(東京都あきるの市)
左に見えている御門が御旅所。
三ノ宮 氷川神社(埼玉県さいたま市)
四ノ宮 秩父神社(埼玉県秩父市)
五ノ宮 金鑚(かなさな)神社(埼玉県児玉郡)
六ノ宮 杉山神社(神奈川県横浜市)
御本社神輿 現役の神輿では制作が一番古く、明治20年制作
鳳凰
御霊宮神輿 この神輿のみ屋根の形状が全く異なる。
御霊宮神輿のみが御旅所東門から入る。他の神輿は全て北口から入る。
昼の太鼓送り込みからずっと打ち続けていた大太鼓も御旅所へ。
尚、翌日6日朝4時から各町内を巡行し、大国魂神社拝殿には7時30分頃集まる。
この後、鎮座祭が行われ、くらやみ祭は終了する。この時点で時刻は21時30分位。