鉄道開業150周年 2022/10/14
50年前即ち197年年は鉄道100年だった。
その頃、蒸気機関車を撮りまくっていた。
レイルラボの今日の鉄道開設150周年ニュースでは私が撮影した大畑ループのD51 と京都市電が使われていた。
鉄道専門のWebサイト を2つ使っているが最近は更新する余裕がない。
チャーリーマイクの蒸気機関車 (livedoor.blog)
熊本と鹿児島を結ぶ肥薩線。球磨川に沿って川線と呼ばれる八代-人吉間は数年前の水害で鉄道遺産の橋梁をはじめ全線で大きな被害を受けて復旧も進んでいない。
本日のレイルラボ・ニュースに使われた肥薩線大畑ー矢岳間の広大なSカーブを登るD51 2重進
2重進とは機関車が編成の前(本務機)と補機が最後尾につく構成。
客車はダブルループのスハフ32で当時は、日本でここにしか残っていなかった。客車と貨物の混成列車。
夏場なので煙りが残らないのが残念。
本務機はD51170 1971/8/18
日本最大のループ線である大畑ループを進むD51 2重進 1971/8/18
このループも今は木が生い茂り、一望出来なくなっている。
30.3‰の急勾配が続く。
ループの最終点は切通になっており、足下をもの凄いドラフト音と共に通過していく。
雨天時はレールが滑り、動輪の空転する大音響で吸い込まれそうに感じる。
人吉機関区のD51はこの難所を越えるために大きな集煙と重油タンクを装備している。
重油タンクは石炭の燃焼だけではエレルギーが足りないのでより燃焼を良くするためのもの。
テンダに重油タンクを装備したD51もいた。
大畑駅の名物、X状軌道。
人吉からは中央下から登ってきて右端の大畑駅へ侵入。
大畑駅を出発するとバックで左のスイッチバック線に入り、その後前進して左上のルール線を登っていく。
大畑駅で一息つくD51。