護衛艦まつゆき 35年の任務完遂で除籍
舞鶴を母港の海上自衛隊の護衛艦「まつゆき」(DD-130)が2021/4/7、除籍された。
海自北吸岸壁(舞鶴市北吸)で自衛艦旗返納行事が行わた。
昭和、平成、令和の3時代35年間にわたって海上防衛を担ってきた。
昭和61年3月に「はつゆき」型9番艦として就役。
同年に広島県・呉に配属され、平成22年3月に舞鶴に転属。
就役前の昭和60年には試験航海で、日本航空123便墜落事故の捜索活動を行い、垂直尾翼部分を発見。
平成7年の阪神大震災では被災者の救助活動に当った。
JAL123便撃墜説(1985)、主砲の暴発(1997)、ホーチミンでの貨物船と接触(2008)、
SH-60J(8279)と接触・当機は墜落(2012)など波乱万丈の人生だった。
これにより、護衛艦籍のはつゆき型は全て除籍された。
全長130メートル、幅13・6メートル、基準排水量3050トン、乗組員約200人
3枚とも2006/10/29相模湾での海上自衛観艦式にて撮影
2012/4/15 はつゆきと接触して墜落した機体(SH-60J 8279)。
2007/5/13 厚木基地にて VX-51所属時