結婚相談所でのお見合いの場合、日程は仲人さんが決めてくれます。
お二人の間に入って、お互いのご都合の良い日を聞いて日時やお見合い場所を決めます。
そして実際にお見合いして、お二人ともお相手を気に入ったとします。
すると、ここから先は一旦仲人さんを離れて、二人だけでのお付き合いです。
連絡先も交換して、いよいよ交際スタート!!
さて、このようにお二人だけでのお付き合いに入った後で、よく来る相談があります。
「次回会う日を決めたいと思ってメールをしたのだけれど、お相手からお返事が来ません。
もしかしてフラれてしまったのかも...」
確かに、メールのやり取りをする中で何かのすれ違いが起こり、このまま終わってしまう方もおられます。
ただこのような場合、実は相手への誘い方が良くないだけのケースが結構あるのです。
相談者にこちらから「どんな誘い方をしましたか?」と聞くと、多くの場合次のような誘い方です。
「私はいつでもいいので、〇〇さんの都合のいい日を教えてください。」
これはお相手の都合を優先した誘い方で、気遣いもちゃんと出来ています。
このメールでお相手から希望日が届き、会う日が決まる場合もありますので、もし決まるのであればそれでいいと思います。
ただ、この誘い方でお返事が来なくなったとしたら、もしかするとお相手にはこのようなメッセージで伝わっている可能性があります。
「私は○○さんに従うので、日程は○○さんが決めてください。」
このように「〇〇さんが決めてください」という気持ちを持って伝えた場合に、お返事が返ってこなくなることがあります。
ちょっと微妙なところなのですが、自分が主体的に決めるので、そのために○○さんのスケジュールを教えてほしいと思っている時は、それに沿ってちゃんとお返事がきます。
ですから、もしお返事が来なかった場合、自分が送ったメールを再度チェックしてみてください。
すると、もしかすると相手に丸投げと受け取られてしまうような文面になっているかもしれません。
やはり、二人の関係を引っ張っていく立場の人が決める方が、二人の関係は上手く行きます。
お会いする日程を決める時は、是非主体的に決めようとしてみてくださいね。
それだけで、お相手への印象が変わります。
ちなみに、もしこの「私はいつでもいいので、〇〇さんの都合のいい日を教えてくださいね。」と送ってお返事が来なかった場合、決してこれだけでフラれた訳ではないので、再度誘ってみてください。
その場合、まずご自身の都合の良い日をいくつか候補日として伝えてください。
そして、もしこれらの日の〇〇さんのご都合が良くない場合には、まずは一度〇〇さんのご都合の良いをを教えてくださいね、と添えてください。
すると、この聞き方をするだけでお相手からお返事が返ってくることがあります。
誘い方ひとつで、お返事が来る来ないが変わります。
自分が主体的に決めていくという気持ちを込めて、是非積極的にコミュニケーションを取ってみてください。