ダイエットはまず、栄養や食事についての正しい知識と、よい食習慣を身につけることが大切です。
ところが、身の周りには、おいしくて便利なインスタント食品や加工食品があふれていて、ついついそうしたお手軽なものや、ハンバーグやカレー、スパゲティなど、好きなもの、食べ慣れたものばかり、繰り返し食べてしまいます。
このような食事は、糖質や脂質が多く、カロリー的には十分ですが、ビタミン、ミネラル、良質のタンパク質、食物繊維が不足します。その上、食品添加物も取り過ぎることになります。
逆にダイエットのために、無理な食事制限や過酷な運動を続けることも問題です。特に女性は、ホルモンバランスをくずしやすく、生理機能が正常に働かなくなったり、それに伴い骨密度が上がらず疲労骨折や骨粗鬆症を招いたりします。ぜひ、正しい知識と食習慣を身につけましょう。
また、よい食事をするためには、よい食材での自炊を心がけましょう。
そして、脂肪を燃やすためには、炭水化物40対たんぱく質40対脂肪20の比率がいいのです。それも食卓に4~5品目食材が並ぶように心がけます。
このような内容の食事にすると、血糖値が安定し、ホルモンバランスが保たれて免疫力が高まり、風邪、下痢などの、小さな病気にかかりにくくなります。
何よりもうれしいのは、脂肪の燃焼を促す体質となり、常にスリムな体型を維持できるということと、運動能力も高まり、持久力が向上します。運動後の筋肉痛が起きにくくなり、脳と神経系を健全にし、精神を安定させ、集中力を維持できるようになります。
また、注意したいことは、身体によいと言われる果物、ヨーグルト、牛乳、かぼちゃ、いも類などの食べ物も、とりすぎると気づかないうちにこのバランスがくずれることもあるので注意しましょう。
そして食材はできるだけ新鮮で、加工されていないものを選びます。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットのお惣菜は、おいしく調理されていてとても便利です。でも、材料の新鮮さや添加物(保存料や調味料や増粘剤など)がどの程度使われているかわかりません。保存料や調味料は、消化器官を疲労させ、栄養分の吸収を妨げてしまいます。容易に手に入るものほど、注意が必要なのです。長い期間陳列されている(陳列できる)食品も注意が必要です。旬の素材、地元の素材を大いに活用しましょう。
頻繁に買い物をするのはめんどうですが、旬の素材は季節はずれのものよりよく育っていて、農薬も少なくてすみます。地元の素材はとれたてですから、長時間冷凍状態で運ばれてきたものより、はるかに新鮮です。可能ならそのような食材が手に入る食品店をさがしましょう。
そして、精製された穀類は避け、自然で質のよい脂肪をとることが大切なのです。
穀類は、精製される過程で、栄養分が損なわれるとともに、有害なものが添加されることがあります。米は玄米に近い状態のもの、パン、パスタは全粒粉や胚芽入りを選びましょう。
また、脂肪分は植物性脂肪と動物性脂肪のバランスを保つことも大切です。動物性脂肪は、脂肪全体の30%以下になるように心がけます。化学的に水素添加された油やマーガリンを初め、古い油や一度加熱された油は避けましょう。油は、植物性のものがお勧めですが、酸化しやすいので小瓶で買い、開封後は冷蔵庫で保管しましょう。
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