F1グランプリの週末、個人的に印象深いと感じた光景を拾って紹介する新しいカテゴリです。初回は第2戦バーレーンGP、決勝レースゴール直後のパルクフェルメでライバルに駆け寄り声をかけるルイス・ハミルトン。
この姿と、ポディウム控え室での彼の態度を「計算し尽くした演技だ」と切り捨てたのが、辛口解説者のジャック・ビルヌーヴです。カメラの存在を充分に意識し、「自分にはまだこれだけの余裕があるんだぞ」と見せつける演技をしたのだとか。
確かに、ルイスには以前からそれっぽい態度を感じていました。去年もいくつかのグランプリで、「きみは役者かい!」とツッコミたくなる姿を見ましたからね。それでも、今回掲載したこの場面は演技ではなく、勝者に相応しい堂々たる走りをしたシャルルへの素直な気持ちの現れだと信じたいです。