https://youtu.be/jfFI4n8Dp2A
最初のモチベーションは「何かアウトプットしたい」というものと、「この曲使いたい」の2つでしたが、
やってみてだいぶ楽しかったです。
そのうち動画の各シーンについても解説を記録しておきたいと思います。
ジャルの双子の姉にあたる。発生後の生体反応を確認できたのが、
しかしショルにとっては、自分が姉かどうかなどは、
ショルにとっては、同じ部屋に住む自分と同じ髪色、
物心がついた頃から、
気づいたら鉄筋の壁と一枚の巨大なガラス張りの部屋に放り込まれ
痛いのは嫌だから、なりふり構わず戦って辛くも勝利する。
わけもわからず命令だけを受けて、それ通りに動いてるのに、
自分は何のために、誰に望まれてここに居るのか。
それを払拭してくれるのは、いつもジャルだった。
怯えた表情をする彼女に気まぐれに触れると、
夜になるとなんの断りもなしに震えながら自分の布団に入ってきて
深夜に突然ジャルがはね起きて泣きじゃくることもあった。
二人の間に、言葉による命令の関係はなかった。ただただ自然と、
ジャルが自分を頼ってるときだけは、
私はこの小さく臆病ですぐに泣く妹という存在を支えるために生き
第三者から見たら、
二人の関係の本質は共依存にあるということを知るものは当人達以
ジャルは『比較的』優秀だと、口々に周りの大人は漏らしており、
その比較対象として、自分の名前、
確かに、ショルから見てもジャルは自分とは違った。
自分では絶対に気付けないような死角からの攻撃をすんでのところ
自分には見抜けないような、相手の隙や癖を執拗に狙う、など
ジャルが戦う姿は、
しかしショルはそれを妬むことは一度もなかった。
それよりも、
そのせいもあり、
それが結果的に、
ある日、何かを察したジャルが悲鳴のような声で自分に逃げろ、
振り返る頃にはあっという間に大人たちに囲まれ、
自分がこれから何か恐ろしいことをされるのだけは察した。
悪い想像への方向に支配されたショルの頭は、
そしてその想像こそが、ショルにとって一番の絶望であり、
自室から手術室に運び込まれるまでのたった数分間で、
手術は、
ヒューマン、蛇、
これによりショルは、体が燃えるような激痛と、
一時間、一日、あるいは一週間、
気がつくと体の拘束は解かれており、痛みも幾分和らいでいる。
それでも指一本動かすのに数十秒、
ショルの頭にはジャルのことしか無かった。
ひどく緩慢にならざるを得ない肉体に鞭打って、
体が自分のものとは思えない、
自室へ向かう道中にある廊下の壁に掛けられた鏡が目に入ったとき
その顔には謎の紋様が刻まれ、左目は黄色く淀み、
それを目にしたショルの脳裏にまっさきに浮かんだ感情は、
もうこんな自分を、
私もまた、
それでも、今は何よりジャルに会いたい。彼女が生きていれば、
私の変質した体も、
早く、安否を確かめねば。
心身ともに疲れ果てていたショルはそんな荒唐無稽な想像を胸に、
そして、ようやく自室にたどり着いたころ、そこにジャルはいた。
* * * *
手術を終えたその日から、二人の関係性は変わってしまった。
ジャルは時折周りの大人やルドルフに対する怨嗟の言葉を呟ことが
時折短く笑う声がするが、
そして、それだけではなく、
それでも視線だけは常に感じていたが、
ショルは、そんなジャルを、変わったとは思わなかった。
変質した自分の姿が、彼女を壊してしまったのだと。だからもう、
そんな距離感で一月を過ごしたある日、ショルは、
何があったのかはわからないし、
ジャルが何か罪を犯そうというのなら、
それでも許されるなら、せめて私は共犯でありたい。
そんな思いがショルを突き動かし、
ジャルが向かったのは人気のない研究室の一つだった。
部屋の中から男二人の声が聞こえる。一人はルドルフ、
何を話してるのかと耳をそばだてた瞬間、
ジャルが部屋に飛び込んだのであった。
そして最初に目に入ったのは、
その動きはなぜかひどくスローモーション処理が施された出来の悪
キリモミ回転をするルドルフの頭部に2つ有る、
食欲が抑えきれない。
あの首から流れる真っ赤な血はどんなに甘美な味だろうか。
床に散るその一滴すら勿体ない。その味を想像するだけで、
その首が地面に着地し、
気付くと自室で横たわっていた。どれくらい寝たのだろうか。
とても良い夢を見ていた気がする。甘くて暖かくて、
まだその余韻に浸り、
誰かが自分の眼前で鼻を啜る音が聞こえたことで我に返る。
それは、ちょっと前まで毎日毎晩のように耳にしていた音。
そして、なぜかこの一月の間、聞こえることのなかった音。
ジャルが泣く前に鳴らすの鼻の音だった。
目を開けるとそこには瞼に溢れんばかりの涙を湛えた、
ショルはそれを見て、考えるよりも先に口から言葉を発していた。
「どうしたの?何かあったの?」
いずれの世界線でも存在。
シャーロットのルーツであるカルアの遺伝子とナベリウス生息の吸
シャーロットはすでに存在する子供に対して遺伝子を組み替えて作
ジャルとショルは細胞レベルでの遺伝子融合を行い、
二人が試験管内での発生に成功したその日、
当時4歳の語彙力では気の利いた名前が思い浮かばなかったのだが
なお、
ルドルフは、
また、
ルーサーには内密に失敗作にあたるシャーロットを持ち帰った事実
まだ幼いジャルやショルがシャーロットのことを知ったら、
ルドルフはできる限り彼女ら三人と一緒にいる時間を同等にするた
一方で、ジャルから見たルドルフは、
本能的に何か隠し事をしていることを察していたというのもあり、
前述のとおり、シャーロットが4歳のときに発生。
そのため現在実年齢としては19歳であるが、
後述のショルとは双子の関係にあたる。
これは分裂の過程でたまたまニ分化した細胞がそれぞれ独立してそ
これに関しては人為的な要素は絡んでおらず、
もちろん、
ジャルはいわゆるボイド研究員の間では佳作にあたった。
フォトンの扱い、
野生生物の血が入っていることから、
なにより闘争本能が強くショル以外の実験生物に隙あらば噛み付こ
しかしそれは大きな間違いで、
研究所内に蔓延する恐怖と狂気を動物的な勘で感じ取った結果の、
絶え間なく聞こえる動物の悲鳴、人間の断末魔の声、
そしてなにより、
すべてが狂気に満ちているように見えた。
一方で、定期的に行われる戦闘訓練で、
ジャルにとって毎日の研究所での生活は想像に難くないストレスに
そんなジャルにとって、唯一の救いであり、
胎生で生まれたわけではないはずなのに、
もともと一つの細胞がたまたま分裂した、
そして、
ジャルが佳作として見られていた一方で、
研究員たちは遺伝子配列の結果から二人の関係性を凹凸ではなくコ
しかしながら、
研究員たちの間では諦めの空気が常に見え隠れしていた。
ジャルとショルが実年齢9歳、肉体年齢的には11歳を迎える頃、
それほど優秀でもないのに、わざわざ生かしておく必要もなく、
またショルが完全なヒューマンではなく蛇とのキメラであり、
ショルをデューマン改造の素体として使うことを思いつき、
これにはルドルフは当然反対の意を見せたがしかし、
ルドルフとしては、
これに対しジャルが全身全霊で拒絶を試みたのは言うまでもない。
ショルはジャルにとって、分裂の過程で失ったピースであり、
決死の抵抗を試みるも、
ジャルが時間にして数十分程度の気絶から目が覚めたのは、
ジャルはショルの身に何が起きているかは知れない。
ただその悲鳴はジャルを後悔と絶望で満たすのには十分なほど悲痛
自分がもっと強ければショルを守れた、
私自身の安らぎは、我慢すればいいだけ。私の感じる恐怖など、
ではどうすればいいか、悪いのはショルを連れ去ったあいつらで、
私以外誰一人として、ショルに近づかせない。
ショルが手術室より戻った日、
* * * *
ショルの改造をルドルフが止めなかったという事実がジャルにどん
ジャルはルドルフをはじめとした虚空機関の関係者に対する復讐心
しかし、彼女の狙いはいずれの世界線でも達成されなかった。
ショルが改造を施されてから間もなくして、
世界線2ではダーカー襲撃時の家屋崩落によりルドルフは事故死、
世界線1ではルーサーによって処分されたからだ。
ルーサーによるルドルフの処刑が行われた日の朝のことだった。
彼女は、ルドルフが研究所を去るというのならば、
その目に今まで見たこともない残忍性を宿しているジャルを案じた
ルドルフが人気のない研究室の一室に入っていったことを好機と考
今まさに自分が行おうとしていたことをあっけなく他人が実行した
ルーサーが彼女らの侵入に気づき、
自分の背後で彼女の衣服を掴んで震えていたはずのショルが、
その様子を見たルーサーは高笑いを上げ、
どこにも正気が見当たらない現場で、
目を覚ますと、ジャルはショルとともに自室に横たわっていた。
まだ寝ているショルの顔を眺めながら、
ショルは、
私の知ってるショルは、あんな奇行に走る人ではなかった。
いつも優しくて、目が合うだけで微笑みかけてくれる、
先程のショルの恍惚とした表情には、その面影は無かった。
ショルは先程の行為を覚えてるだろうか。
覚えてたとしたら、
今回のことを運良く覚えていなくても、
彼女にはもう、二度とあんなことをさせてはいけない。
なぜあんな奇行に走ったのかは私にはわからない。ただ、
やはり、ショルの身の回りには私以外近づかせてはいけない。
たとえ形が変わって、
私は、ショルが手術された日から彼女と向き合ってこなかった。
今日の出来事は、そんな私の弱さが招いたものだ。
これからは、
最愛の姉が姉として在り続けていくために。そしてそれが、
遅れて目を覚ましたショルの目の前には、
シャーロットオリバー。愛称「シャル」
故・ルドルフ=オリバーが作り出した3人の娘の一人であり、故・カルア=シンガーの遺伝子を3歳のヒューマン女児にかけ合わせることで作成された
虚空機関でルーサーからの提案ならびにルドルフ自身の意志により
試作ゆえ、フォトンの扱い、身体能力は全て並か、
ルドルフはそれを承諾したように見せかけ自身の娘として育てる。
ルドルフが兼ねてよりカルアに対し恋慕の想いを抱いていたため、
新光歴228年8月7日
シャーロット当時13歳
主人公(安藤)とシャオの時間遡行及び歴史改変は、
そのゆらぎに巻き込まれる形でシャーロット自身に起こりうる可能
※以下、参考
新光歴228年8月7日(歴史改変)
二代目クラリスクレイスがアークスシップを強襲したダークファル
https://ameblo.jp/
より抜粋
分岐ポイント当時、
ルーサーの頭脳に魅入られ職場では研究に没頭し、
ルドルフはもともと一人暮らしで、
処分されるはずだった身の上である以上、
そういった境遇のため、
ルドルフのように勤勉であることを美徳とする生き方が身に付いて
ダーカー襲撃時に負った怪我が治り退院した彼女は、
父ルドルフは、
仕方なく病み上がりのシャーロットは部屋の片付けに取り掛かる。
ルドルフと幼い自分が研究室のようなところで一緒に写ってる写真
一緒に落ちていた研究レポートの表紙には「
ところどころが黒塗りにされているものの、
シャーロットはどうやらニューマンの女性とヒューマン(
俗世に対して興味が薄いとはいえ、
その後帰宅した父に、件の内容を激しく追求し、
愛娘が見せた初めての激昂により、
ルーサーに魅入られて、憧れていたのは間違いないが、
しかしながら、情報漏洩を防ぐため、
シャーロットは父が殺害されたことを知らない。
彼女にとって世界も同然だった父の喪失は
彼女に強烈なトラウマを植え付ける。結果、
廃人も同然に家屋で横たわるシャーロットは、
薄い意識の中、心身ともに弱り切っていた彼女は、
結果、父との離別後、
アークスシップ内メディカルセンターでのカウンセリングを経てど
フォトンの扱いも身体能力も並かそれ以下だったが、
私生活では伊達メガネを好んで着用する。
これは、ルドルフが家にいるとき常に眼鏡をかけていたからである。
父親とのちょっとした共通点を持ち続けることで、
生前ルドルフが何を考え、何を目指し、シャーロットに対してどんな感情を持っていたのかを知れるのではないかと、
馬鹿げた話だと自覚しつつも淡く期待している節がある。
なお、もともと視力は悪くなく、仕事中はARでの照準合わせに邪魔であることから眼鏡は外している。
分岐点当時、
当然だが、分岐ポイントまでの生い立ちはSideAと同一。
ダーカーによる市街地襲撃は苛烈を極めるもので、
一般の住人からすればひとたまりもないものであった。
シャーロットとルドルフもご多分に漏れずそうで、
ようやく安心したところでしかし、
(急所を外したもののそれにより怪我を負ったのが世界線1)
とっさの判断でルドルフはシャーロットを庇う。
結果、シャーロットは奇跡的に無傷だが、
(瓦礫の角度的に、
右目が潰れ、口は大きく裂けて、
助けを呼ぶも、そこは人気のない裏通りで、
やがてルドルフはシャーロットの目の前で息絶える。
目の前で惨たらしく死を迎えた人間の姿は
13歳の少女の精神にダメージを与えるのに十分なインパクトがあ
茫然自失となった彼女は、それでも最後の生への本能からか、
そこで彼女の気力は枯渇する。
その後約5日間は、食べるものも無く、
シャーロットを案じて声をかけ、手を差し伸べる青年の姿に、
青年らはそのまま気を失ったシャーロットを彼らのアジトに迎え入
もともと外傷もなかったシャーロットは数日のうちに立って歩き回
そして看病されている中、
リーダー格の青年はアキラと名乗り、年齢は16歳。
他は男女合わせて11人で、
(年齢的にはアキラが最年長、
彼らは生きることに貪欲で、
今回のダーカー襲撃で無人の家屋が多数発生したのは彼らにとって
宝探しの気分で各家屋に空き巣を行っていたところシャーロットを
最初はその素行の悪さに対して、
かと言って父を失った今、
彼らと行動をともにするしか選択肢はなかった。
一緒に行動をともにする中で、
(例えばその日手にいれた食料のうち、
それはすべてアキラが最年長として仕切り取り決めていたようで、
この集団での生活は、
彼女の心的外傷は初めて歳の近い人間たちと集団で営む社会生活に
なお、彼女もまた他の少年少女たちと同様に、
思春期の彼女にとって、
その感情が何なのかシャーロットは理解できておらず、
そんな生活は突然崩れ去る。
ある日、
不便であっても今の生活に満足はしていたし、
アキラは激昂し殴りかかる。
現場は騒然を極めたが、一人の「アークス」
これがきっかけとなり、
シャーロットがアジトについた頃に、
「アークス」を名乗る連中が攻め込んできたこと、
事件の真相はすべてルーサーの差し金で、
これによりシャーロットはアークスを目の敵とし復讐を誓うが、
であれば、自身がアークスとして潜入し、
もともと高くなかった身体能力は、
アークスとして就任し、一定の実力を身につけ数年後、
シャーロットはさらに記録を漁り、
父を失い、その後できた新たな仲間や大切な人も失い、
今のシャーロットの心の中は、
もう自分には、何も目指すものがない。
日々の任務でダーカーの殲滅に精を出すことで自身の感情を誤魔化
ルドルフ死亡時、
シャーロットにとってはそれが大きなトラウマとなっている。
どんな服装をするときでもレクイエムマスクやサングラスのような