梅干し作り2006 | ちゃあこのキャビネット

梅干し作り2006

0607061 梅干し作りの季節が巡ってきました。

今年の梅はちょっと違います!

南高梅の農園にオーダーして、樹上で完熟させたものをお取り寄せしました。

毎年、失敗する事も無く順調に梅仕事がこなせている事に気を良くして

清水の舞台から飛び降りる勢いで、大玉の極上南高梅を大大大奮発してみました。



0607062 大玉ってどれ位??って、これ位です!
なんと、1個が63グラム・・・・ピンポン球より一回り大きいです!!

早速、産湯ならぬ産水で優しく洗って、キラキラと虹色に輝く姿を楽しみます。

今までの梅との大きな違いは、その肌の柔らかさです。

樹上で完熟させているので張りが有りつつもデリケート、そーっとそーっと洗います。





0607063 水上がり美人の図・・・・しばらく自然乾燥の後に「なり口のへた」を取るのですが

樹上完熟の場合、「なり口のへた」のほとんどが自然にポロリと取れてしまう様で、

ほとんどの梅が手をかけずに、美人のおへそ姿になりました。

水気を丁寧に優しく拭き取ってから、いよいよ塩漬けです。



0607064 例年同様に、塩分は18パーセント、これが我が家でもお裾分けの皆さんにもお気に入りの塩梅。

柔らかで水分をたっぷり含んだ梅を傷つけないように、重しはごく軽めです。

お皿とサラダボールをポリ袋に包み、重しの代わりに使いました。

驚くことに、例年に無い早さで梅酢がぐんぐんと上がってきて
一週間もしないうちに、重しの必要が無くなりました。

本当なら梅酢の上がりを画像にしたいのですが、
いつもに増してデリケートな梅なので
あまり頻回に蓋開けをしない方が好ましい、と農園の方に教えて戴いたので
梅酢の様子は、チャンスを見計らってお届け出来たら・・・と思っています。

梅さん達、今は梅酢の中にどっぷりと漬かって気持ち良さそうにしています。
仲間同士で何を話しているのかな?

梅雨が明けたら、土用干しを始めます。
その様子も昨年同様にお届けする予定ですので、お披露目の日までしばしお待ちを・・・。

★メモ
2006年・・・樹上完熟南高梅・・5キロ、塩分18パーセント
2006年・・・一般市場で購入の南高梅・・・2キロ、塩分18パーセント
別樽にして合計、梅7キロ漬ける

おまけに塩酢らっきょう
泥付き2キロ購入
洗浄下処理後、煮沸水(沸騰後の湯冷まし)2カップ、酢4カップ、塩200グラム(泥付きの状態の10パーセント)に漬ける

あ~、漬け物専用の小屋が欲しい今日この頃かな♪