非常に放置プレイとなっていましたが
、
もう2年も前に書いたブログに
「珍しく、3回続きのブログ」
と書いて、2回で終わった・・・ものがあります![]()
1回目:http://ameblo.jp/charitsu/entry-10016557727.html
2回目:http://ameblo.jp/charitsu/entry-10017134778.html
いつの日か、3回目をと念願しているうちに、すっかり時間が経ってしまい、
この間、事務所の移籍
、引越し&結婚と
、
仕事の面でもプライベートでもいろいろありましたが、
「少年とおばあさん」のその後について、一言だけ
付け加えて、形だけでも3回シリーズを終えておこうと思います。
少年の方は、2回目のブログでも書いたとおり、反省の度を深めている
ように感じられ、少年審判でも寛大な処分で終わりました。
共犯の少年がいたので、その後、彼がきちんと更生しているかは
付添人には知る由もありませんが、どうか立派な青年になってくれて
いることを祈ります。
印象的だったのは、調査官の一言であり、
「付添人が、かなり頻繁に面会して、その度に、被害者の
様子を細かく教えてくれるので、少年の反省が、日に日に
深まりましたよ。」
って言ってくれたこと。
これはうれしかったですね~
。
少年には、仲の悪かった兄がいるのですが、その後、
お兄さんとも会話が増えたという、母親からの手紙をいただき、
非常にうれしかったことを覚えています。
他方、おばあさんは、裁判所(公判廷)で、結局、
なぜ、窃盗が悪いことなのか、ってことは言えずじまい。
「人様の物を取ることは、人道に反します。」
とだけ説明しておりましたが、
最後に裁判官に、
「これだけ何回も人の物を取って、
人道に反しますってことがようやく分かったから、
もうやりませんって、誰がそんなこと信じるの?」
と一喝されておりました
。
弁護士が、被告人にコーチングして、これこれこういう悪いことが
あるからです、といわせるのも一つの仕事でしょうし、
私自身そうする事件もあります。
でも、このときは、できませんでした。
あまりに、少年との落差が大きくてね・・・
。
おばあさんの刑をできるだけ軽くするという観点からは、
私の弁護の仕方がよかったかは議論の余地があるでしょう。
でも、刑事弁護は、そのときの量刑を軽くすることだけが
仕事ではなくて、その人に本当に立ち直ってもらうために
どういう量刑がよいのか考えて、その結果が、寛大な処罰を
求めたり、刑を軽くすることを訴えたりという形になるのでは、
と思ったりもします。
結局、このおばあさんは、窃盗の被害額が少額だったので、
執行猶予になりました。
被害者のところに謝りに行って、示談できたのも大きい
と思います。
このおばあさんが今、どうなっているかも、
一介の国選弁護人には知る由もありませんが、どうか、
裁判官に一喝されたことを契機に
立ち直ってくれていることを祈ります。
積年の課題が、この程度のエンディングですが、まあ、
今日は、この程度で![]()