たかが寒天、されど寒天 | プラセンタな日常

プラセンタな日常

私の会社では。。。 プラセンタを作ってます

昨日に続き、検査室からのお話です。

検査室では、工場で製造したプラセンタ
原液(検体)に「菌」がいないか
チェックする仕事もしています。
地味な作業だけど、出荷の判定を決める
とても重要な仕事です。

どのような検査をするのはてなマーク

1ようこそ、検体さん

製造の担当者から、その日作った
検体(プラセンタ原液)が検査室に
持ち込まれます。

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2ただのケースじゃないクリーンベンチ

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ケースの中で、丸いシャーレに検体
を充填。普通のケースに見えるけど
これがスゴイ!上からキレイな空気が
流れてきて、外から汚染された空気が
入ってこない構造になってます。
中でバーナーを使うことで、
さらなる無菌空間のレベルアップ


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なぜ無菌空間で検査をするのはてなマーク

それは空気中の菌が、検体を汚染しない
ようにするためです。

3プルプル寒天ゼリー

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検査をするための液体を先ほどの
シャーレに投入。ちなみに、この赤い
液体は大腸菌群を調べる試薬です。

これに寒天が入っていて、しばらく
置くと、プルプルの赤い寒天ゼリーが
出来上がり音譜


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寒天を使う理由は、様々な菌と相性が
良い事・観察しやすい事などです。


4快適な部屋で2泊3日

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大腸菌が大好きな部屋(温蔵庫)へ移動。
食事は、寒天と一緒に固まっている
検体です。今日からこの部屋で数日
過ごします。



5大腸菌はどこ!?

快適な部屋で過ごしたシャーレを外に
出します。特に何も変化がないはてなマーク


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これで合格、出荷OKです!!

もし検体に大腸菌がいたら、黒いプツ
プツ(斑点)が出現します。

この他「一般細菌」と呼ばれる検査も
同時に行ってます。温蔵庫に一緒に
入っている、無色のシャーレがその
検査です。



菌検査は、本当に地味な作業ですが、
品質管理のためにはとても重要な仕事。

そしてこの仕事に「寒天」は
なくてはならない存在です
キラキラ



それでは、また次回パー