住友商事ってどんな会社?
四季報によると
【特色】住友系の総合商社。油田管などの鋼管は強大、CATVなどメディアもすよい。資源は非鉄が軸
【連結事業】金属26(6)、輸送機・建機15(9)、インフラ9(3)、メディア・デジタル7(3)、生活・不動産16(6)、資源・化粧品27(14)【海外】64<23.3>
引用:四季報
住友商事は、日本の大手総合商社であり、世界中で広範な事業を展開しています。エネルギー、金属、化学、機械、食品など、多岐にわたる産業分野において、資源の開発から商品の販売までを手がけています。国際的なネットワークを有し、グローバルなビジネスに重点を置いています。
競合の総合商社と言えば、三菱商事や伊藤忠商事、三井物産、丸紅などです。
特色に記載の通り、事業費率はバラバラです。
金属26%と資源・化粧品27%の合計が53%と売上げの半分を占めています。
金属業では
1.金属資源の開発と取引
2.金属製品の製造と販売
3.金属リサイクル
4.金属加工および成形
資源事業では
1.エネルギー資源の開発
2.鉱物資源の開発
3.農業資源の取引
4.水資源の開発
5.環境技術とサービス
と総合商社らしく幅広い事業を行っています。
その次に多い建設機械(建機)事業では、建築や土木工事などの建設プロジェクトに使用される機械や機材の販売やレンタル、サポートをしており、関連する事業においても幅広い展開をしています。
能登半島地震で今後土木工事が必須となるため、建設機械の販売やレンタルで需要が増える可能性があります。
インフラ事業と合わせて、今後の売上が伸びていきそうです。
住友商事の株価とチャート(2024年1月16日時点)
現在の株価は、3322円
直近高値は、3380円 となっています。
出典:トレーディングビュー 住友商事 日足
チャートの形を見ると、2022年5月~2023年6月まで上昇トレンド
2023年5月から2023年6月末までで急上昇
そこから少し上昇していますが、ほぼ横ばい
という状況です。
2950円~3100円までが売買のボリュームゾーンとなっています。
3100円以上での底堅い動きが期待されますが、
2950円を割った場合は2500円まで急激に下落する可能性があるので要注意
直近の上値と下値のラインが重要となってきており、2月5日の決算結果が影響しそうです。
上値トレンドラインを実線で超えてきたら、中期で3500円近くになると思います。
新NISAの解禁もあり、日経225に含まれる銘柄は上昇傾向にあります。
今後も注目していきましょう。