カリスマなる憂鬱 -2ページ目

コンサ2017

昨年もシーズンシートを購入し、コンサドーレの応援に行ってきました。

おそらくリーグ戦の観戦は、旭川フェスと被ったゲーム以外は全部観に行ったんじゃないでしょうか。

 

結果は、11位で一部残留を決めました。12勝15敗7分けで勝ち点43。当初、ゲーム数(34)の勝ち点を取れれば残留できるだろうと思っていましたが、それを上回る勝ち点を得ました。実際、降格圏16位甲府の勝ち点は32で残留15位の広島の勝ち点は33だったため、やはり来季もこの辺が残留ラインとなりそうです。

 

残留を決めた大きな要因は、何といっても夏の移籍で、ジェイとチャナティップを獲得したことでしょう。

ジェイの場合は、ジュリーニョが怪我で離脱・退団し、新たに外国人を補強できるタイミングだったとはいえ、ジュリーニョも昨季ほどの活躍ができておらず、うまくハマったと思います。分かっていても止められないヘディングの強さだけでなく、足元も上手い。なかなかこういうタイプの選手は見つけられないでしょう。

チャナティップも、「タイのメッシ」と呼ばれていたとはいえ、日本で通用するかと言えば未知数のところもありましたが、足元の技術だけでなく、小さいながらも体は強く、馬力もある。いい買い物と言うと怒られるかもしれませんが、以前からコンサが東南アジアに目を向けていたことが報われたのかもしれません。

今季からの移籍組(兵藤、早坂、横山、石川などなど)の活躍もありましたが、課題だった得点力を付けてくれたこの二人なくして残留はなかったと思います。一応、ジェイも残留宣言をしてくれてるみたいなので、来季もこの二人に期待ですね。

 

来季と言えば、一番期待材料であり、懸念材料でもある、ペトロヴィッチの監督就任です。個人的には四方田さんに続投してほしかったのですが。

昨シーズンのアウェイでの対札幌戦(つまりコンサのホームゲーム)では、前半途中にDF槙野がレッドカードで一発退場した後半の頭から3枚替えで交代の札を使い切ったものの、後半5分に投入したDF那須がケガで出場不能となり、残り40分をフィールドプレイヤー9人で闘うという、とんでもない采配をしたのが印象的です。ディフェンスの核を失ったとはいえ、リスクを顧みない思い切った采配が仇となり、自身の解任へとつながりました。こういうのを見ると、ちょっと大丈夫かと思ってしまいます。とはいえ、四方田さんがヘッドコーチにとどまってくれることになったので、ペトロヴィッチがダメな場合は即刻四方田さんに切り替えればいいのかなぁと。

スタイルとして、時にはウィングバックが下がって5バック状態になるように、守備を固めてジェイや都倉に当てて点を取るのが確立しつつあるなかで、攻撃的なサッカーを標榜しているペトロヴィッチが監督になって大丈夫なのかと思っています。もちろん、より強いチームとなるためには攻撃的であることが前提になってくるのはわかりますが。

 

ひとまず残留できたことで、また資金も得ることでき、選手の獲得が盛んになりそうです。

どちらにしても、僕らは信じて応援するしかないんですがね。

BBB日比谷

BaseBallBearを見に、9月30日に日比谷野外音楽堂、翌週の10月7日にペニーレーン24に行きました。

春のツアーのときは帯広・札幌・旭川っていうムダとも思える3日連続の観戦でしたが、今回は丸一週間空いてます。あと、一応、日比谷野音はツアー公演ではないということになっていましたが、結果的にセットリストもほとんど変わらないかんじでした。ゲストが来てたりイベント感はありましたが。

 

春のツアーのあと、アルバムを発表して、それを受けての今回のツアー。途中フェスシーズンをはさんで、日比谷公演があっての札幌からツアー再開。

ざっくりとした感想としては、バンドとのしての成熟が垣間見えたライブでした。まあ、かなり上から目線でモノ言ってますが、ご容赦ください。

 

まずセットリストからして、これまでとは大きく違うような印象を受けます。みんながみんな知ってるバンドではないものの、それでも何かの主題歌になったりしてヒット曲のようなものもあります。ライブの後半では盛り上がる鉄板の曲だったりしますが、そういうのはナシ。そもそも、アルバム自体がかなり抑えめというか渋めというか。その前のアルバムと比べると、同じように光っててもキラキラの種類が違うというか。もちろん過去の曲(デビュー曲も含めて)も演奏したのですが、受ける印象が違って聴こえました。

 

その大きな要因に感じたのが、関根さんのベースです。まあ、3ピースバンドになってしまったのでしょーがない部分もあるのですが、かなりベースがフォーカスされてます。もちろん、テクニカルな部分もあるのですが、それ以上に幅が広がったというか、引き出しが増えたというか。アルバムを聴いていて、「これ、どうやって弾いてんの?」と思うところもけっこうあったので、札幌ではベースの前(といっても5・6列目)でガン見してました(ガン見って死語?)。実際にどういう変化があったのかはインタビュー記事など読んでないのでわかりませんが、何かしらアプローチの仕方が変わってきたことを感じさせる演奏です。ベース弾きが聴いても、わりと聴き応えのある演奏(アルバムとライブと含めて)だと思います。

 

あと、サポートギターの弓木さんです。春のツアーから釘付け状態にあるのは変わりませんが、時間が経ったこともあってか、よりバンドに馴染んでる感が出てました。新しいアルバムには参加してないのですが、それでも「ギターソロは実は弓木さんなんじゃないか」ってぐらいフレーズがしっくりきてる。前のツアーのときは、元々のフレーズを残しつつ、自分のオリジナリティも入れつつ、というかんじでしたが、なんか今回はそういう力業でなく、本来のメロディーやフレーズを自分で解釈・消化して弾いているように聴こえました。この辺もバンドとしての成熟を感じた一因(弓木さんはあくまでサポートギタリストですが)かもしれません。

 

BaseBallBearていう若いバンド自体、僕みたいな40前のおっさんが聴くものじゃないのかもしれないなーとはけっこう前から思っていました。特に初期作品は若さを投げつけてくる感じがします。まあ、僕も最初はそういうところに面白さ(懐かしさ)を感じたのですが。年月が経って、いろんな契機があって、バンドとしてグッと大人びて、ちょっとずつこっちのゾーンに入ってきてるのかなーと感じさせるライブでした。

旭川フェス2017

旭川フェスに行ってきました。

フェス自体が3回目の開催、僕は二回目の参加でした。去年は帯広からの参加だったので、行くのに苦労しました。高速使っても4時間近くかかったような記憶があります。札幌からだと高速使えば2時間弱。十分近場のフェスと言えますね。

 

とはいえ、バンドがないとなかなか居辛いのがブルーグラスフェス。主催のMさんもJさんもバリバリジャムする人だし。

さらに今回は前日まで学会出張のため、BBQの用意も手の込んだものは難しいという状況でした。移動中にメニューを考えるのがやっと。演奏もしない、BBQもしないじゃあ、なんのためにフェスに行くのか?とも思います(しかし、実際はステージをずっと見てる方もけっこうおられたみたいで、なんとなく安堵)。

まあ、演奏しないことについては、「楽器を忘れそうになった」とか、冗談っぽく言ってますが、内心はけっこう気にしています。去年はMさん(主催者ではない別のMさん)に楽器を持ってこなかったことに対して「それはダメだ」と叱られましたし。おそらく、主催の方々は、バンドエントリーしなくてもステージを見たりBBQをしたり、それぞれ楽しんでくれればいいと思ってらっしゃるはずですが、元ブルーグラッサーとしての意地みたいなものがあるのか、なんとなくむず痒いような居心地です。

 

そんなことを言っていてもしょうがないので、今回のBBQです。

まず燻製は、安定のささ身と、今回初挑戦のゆで卵。ゆで卵は前日の夜に茹でる作業だけやっておいて、当日朝に殻を剥いただけ。特に味付けなしで燻しました。燻煙直後よりも時間が経ったほうが味が熟れてるのか、風味が出てきました。特にゆで卵は下味がないので、燻してから時間をおいたほうがいいですね。

BBQの一つ目は札フェスのときにもやった野菜のホイル焼き。これはもう鉄板メニュー化しそうです。簡単だし。次回は魚の切り身も入れてみたいところです。二つ目は、前日のスーパーで安くなっていたラムのもも肉。スジ切りは必須だろうし、硬くなる可能性もありますが、安売りだったし。漬け込みは当日の朝からで十分と判断しました。マリネ液は、醤油(大4)、酒(大2)、はちみつ(大2)、にんにくのすりおろし(小2)、しょうがのみじん切り(小2)、ごま油(小1)、すりごま(適量)。分量は適当なのであしからず。漬け込んだものを炭で焼きます。生姜焼きっぽくなりましたが、肉も柔らかくなって美味しくできました。生姜焼きっぽいのを避けたければ、しょうがの代わりに、ネギもしくは玉ねぎでもいいかもしれません。

 

あと、今回はいつも子供の相手をしてくれているH山が来ていなかったので、その鉢が少し回ってきました。とはいっても、トランプで一緒に遊んだり、会場内で遊んでいるのを見守ってる程度ですが。写真は「スリッパあそび」という謎の遊びに興じる子供たちです。

 

札フェス2017

札フェスでした。

それはもう天気が良すぎて、恨みを買いそうなぐらいに。

 

あんまりそんなつもりもなかったのですが、ツクイさんに呼ばれて前夜祭(果たして祭りだったのか?)から行きました。

学生も入ってきて、けっこう遅くまで飲んでたかもしれません。

 

まあ、ほとんどキャンプしに行ってるようなもので、気分的にもキャンプする気満々だったので、本当に楽器を忘れるところでした。普通、ツイッターとかでも「楽器忘れそう」とかツイートしてれば、備忘録的なところもあって、しっかりするはずなんですが、本当に出掛けまで忘れてました。まあ、そういう意味では備忘録の力が発揮されたんですが。

そんなわけで、ナベさんとセッションで出演しました。札フェスで演奏するのは3年ぶりかと。最後に出たのはマスターと一緒でした。

 

ここまでくると、ブランクもへったくれもないのですが、さすがにコード進行がよくわからんわけです。

5度(key GでいうDね)に行かない曲とか、行きたくて、つい行ってしまうっていうミスを練習から犯し続け、現役で弾いてたころから苦手意識があったKentucky Waltzもイマイチ思い出せないままステージに上がるわけですから、準備してくれてる学生さんたちに申し訳なさすぎました。

 

いざステージに上がると、朝の8時すぎにもかかわらず、暑い...。

幸いベースはテントの奥のほうに入っていけるわけですから、前線で弾いてる人たち(みな大先輩でした)なんて、どうだったんでしょう。

とか、考えているうちに曲は始まり、とんとんと進行していきます。

さらにブランクを感じさせたのが、曲中にぼーっとしてしまい、今どこ弾いてるのかわからんようになってしまったことです。集中力がなさすぎるんでしょうか。よりによって5度にいかない曲。軽くパニック。もう末期だと自分で思いました。

 

ステージは散々でしたが、BBQはわりとうまくいきましたよ。

今回準備したのが、ささみのスモーク、サバのスモーク、ポークジンジャー、野菜のホイル焼きでした。

サバのスモークは、初めて魚のスモークだったので、生焼けになってるかもしれないので、一人で全部食べました。結果的にはちゃんと火が通っていて美味しかったです。

ポークジンジャーは、ちょっと甘めの味付けで、これはこれで美味しかったのですが、BBQで食べるにしては、もう少しパンチが欲しかった。塩気?スパイス? 足りないのは何なんでしょうか。

意外とよかったのが、野菜のホイル焼きです。具材は、ナス、オクラ、エリンギ、十勝マッシュでしたが、レモンの輪切りを入れたのがけっこう効いてました。輪切りじゃないとあの感じは出なさそう。塩も振らず、白ワインとコショウでしたが、十分に風味がよく、美味しく食べれました。

 

次は旭川フェスです。もちろん出演の予定はありませんが、キャンプを楽しみたいです。

RSR2017

今年もライジングサンに行ってきました。

天気はイマイチでしたが、一度濡れてしまうとどーでもよくなるもので、そういう意味では降ったり止んだりよりは、小雨が降り続けてたほうがまだ開き直りができるものです。

ライジングサン的には、B'zが来るっていうのはかなり大きかったんでしょうか。特に出演アーティストのほうが気になっていたようで、MCで「B'z見たかった」もしくは「B'zよかった」というのを言ってました。そして、だいたい「ウルトラソウル」を一節歌う。

 

個人的には最近になってレキシにハマってしまい、とくに「KATOKU」のMVはよく見ます。もともとラジオで掛かっていたのがキッカケですが。というわけで、初日のメインはレキシ。チャットモンチーも同じ日に出演していたので、シキブでコラボもちょっと期待したのですが、それはなかったです。脱線しまくりの楽しいステージでした。他人の曲を勝手にやるのがお決まりみたいで。おそらくキーボードで風味堂の渡さんの器用さが招いているのでしょうか。

チャランポランタンは何年か前にJOINで見ましたが、ステージとしてかなり楽しめました。はっきり言って知ってる曲はないんですけど、それでも楽しめるっていうのはすごいの一言。

あと、去年、チラッとみてよかったNakamuraEmiがReiと共演も楽しみの一つでしたが、ラップとギターの応酬! これもよかった。

 

二日目は、「ちょっと気になる」人たちが続々と出演でした。アイリッシュ系のJohn John Festival、長岡亮介、ユニコーン、Awesome City Club、くるり。結果的にこの順番で見たわけですが、二日目のメインイベントはやはり北大ブル研でしょう。どーゆーツテがあったのかわかりませんが、ボヘミアンの近くに新設された小さいステージ「ボヘミアン・サーカス」に二日目のトップ(フェス全体的にも二日目のトップ)として出演することになったみたいで。なんか、羨ましいをかなり通り越してます。出演はブル研でも実力のあるSweet Amnesiaでした。

天候も悪く、また時間帯も微妙な感じで、本当に客が自分一人だったどうしようと思っていました。ですが、まったくの杞憂で、入場してくる人、テントサイトから移動中の人など、多くの人が足を止め聴いてくれました。ええ、もう自分のことのように嬉しかったです。コテコテのブルーグラスばっかりだとここまでいかなかったように思います。彼らお得意の洋楽のアレンジなど、耳障りの良い選曲が良かったんだと思います。


 

全体として見たステージは去年までと比べてけっこう少なめ。これは興味がなかったーというよりは、体力的な問題で、途中にテントで休憩を入れつつ、本当に見たいステージに絞ったため、ということです。特に大トリのくるりを見るために万全を期して11時ごろには仮眠に入ってました。

タイムテーブルが発表になった時点で、大トリのくるりを見ようと決心しました。「決心」というとやや大げさですが、そうかもしれません。これまでライジングサンには何回来たかわかりませんが、大トリのステージを見たことはなく、結果的に「ライジングサン」を見たこともなかったわけです。それは、単に大トリのバンドが興味の対象外だったということが大きな原因ですが。今年で最初で最後なんじゃないかなーと思います。

 

僕がみたラインナップは、

11日:チャラン・ポ・ランタン、Rei × NakamuraEmi、チャットモンチー、レキシ、song for ムッシュかまやつ

12日:(北大ブル研 Sweet Amnesia)、JOHNSONS MOTORCAR、John John Festival、長岡亮介、ユニコーン、Awesome City Club、くるり