報復
リベンジ
自分に害を与えた相手に対して、それと釣り合う害を返すこと。仕返し、復讐とも
攻撃行動との関係性
- 児童による攻撃の中での復讐の位置づけ
- 越中康治の幼稚園児童の研究によれば、他の児童からものをとりあげるなどの挑発的攻撃、奪われたものを取り返す報復的攻撃、さらに別の児童が取り返してあげるなどの制裁的攻撃の3つの概念を提出している。また幼児らは挑発的攻撃は悪いと判断する一方で、報復的攻撃・制裁的攻撃は許容することが観察されており、幼児においても「報復的公正」への理解があるとされる
- また越中らは目的を自己か他者、動機を回避、報復としたうえで次の4つの攻撃があるとする
- 防衛 (自己目的、回避
- 報復 (自己目的、報復)
- 擁護 (他者目的、回避)
- 制裁 (他者目的、報復)
- 攻撃行動は「悪い」行動として道徳背反行為とされるが、実際には常に「悪い」と判断されない。社会心理学の研究では、被害の回避を目的とした正当防衛などの攻撃行動や、加害者への報復行為・報復的攻撃については必ずしも悪いとは判断されずに、文脈を考慮して判断され、攻撃行動が許容されることもある
歴史
原始社会においては、報復は権益を侵害する者に対して、一般的に行われた。報復された側が報復をやり返し、結果止めどなく報復の連鎖を招くこともあった。
為政者は、自分が統治する国内で人々に報復の感情や報復の連鎖が起きて国内が混乱してしまうことに、為政者としてどのように対処すべきか、苦心してきた。