利益の源泉 | Ono D の書きたい放題

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以前に、利益の源泉について書いたと思います。


焼き直しになるかも知れませんが、


再度、今、思うところを書いてみたいと思います。


約20年前に土地本位制不動産バブルが崩壊し、


約10年前から外資系不動産ファンドが日本に渡来し、


リーマンショックによる結果はともかく、


一時的には日系不動産会社の羨望を集める


巨万の利益を上げた。


根本的には、その利益は「誰のおかげ」で上げられたのだろうか?


っというのが、今回のテーマ「利益の源泉」です。


日本に渡来してきた、外資の論理で言えば、まさしく


「外資である自分達の判断のおかげ」、


「リスクを取った者への当然の対価」


っと主張するでしょうし、


地方のレジをNet10%の利回りで、買い漁り


今となっては、左団扇でくらしている個人投資家に言わせても、


「自分の才覚」「自分の投資判断」っと言われる方が多いでしょう。


ここで、もう一歩突っ込んで考えてみると、


では一体、誰が当時その値段で売らざるを得ない状況に至ったのか?


について考えてみると。


→金融機関の貸倒れ、倒産もしくはその関連不動産会社に行き着く


っとなる。


では、その「損切り」を「大処分市」を可能ならしめた出来事は何?


っと考えると、


「不良債権処理を優先させた政府の財政出動」となる。。。


つまり、それは


「国民の税金か将来の借金」となる。


これが、私が思う前回の


「利益の源泉」である。


残念ながら、AMやPMによる付加価値創造など鼻くそ程にもならない・・・・・。


実は、前回、外資はそれを見越してやってきた感もある。。。。。


これを真摯に受け止め、


今後を考えると、「財政出動」はなさそうだし・・・・。


っとすると、「利益の源泉が無い」ので、


次回の山はさほど大きな山にはなりそうにないのでは?


っと考える次第である。。。。


では!