『今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。

この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶で寝ているみどりごを見つけます。

それが、あなたがたのためのしるしです。』                                     

                            (ルカ 2:11-12)

 

 イエス・キリストが誕生された時、マリヤとヨセフは旅の途中で、宿にも泊まれず、家畜小屋の飼葉桶に寝かせられました。
 その夜、天使が羊飼いに現れてその誕生を知らせました。羊飼いはすぐにイエス様を探して、お会いし礼拝しました。
 どうして、救い主が家畜小屋で生まれたのでしょう。それは羊飼い達が主とお出会いするため、礼拝し祝福を受けためでした。
 当時、羊飼いは遊牧の民で定住していなかったために土地の人々からは信用してもらえない社会的弱者でした。
しかし、神はそんな羊飼いをキリスト誕生の証人に選ばれ、わざわざ、天使を送って、彼らが救い主に出会えるように導きました。
聖書は語りかけます。

「わたし自身、あなたがたのために立てている計画をよく知っている
――主のことば――
それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」
                            (エレミヤ 29:11)

 神は、私達に平安や将来と希望を与える計画を持っています。
しかし、私達の罪深い心や生き方が、それの妨げとなり、神との良い関係に生きる事が出来ない状態になっています。
救い主イエス様との出会いは、私達が罪赦されて、神からの恵みを受け取る事ができるようにするのです。
羊飼いが良い知らせ(福音)を信じてイエス様と出会ったように、私達も、素直な心で信じて、
イエス様による平安と希望、将来をいただきましょう。