8月13日(土)
オルレアン→ブロワ間の自転車で、すっかり日焼けしてしまい、
顔じゅうパリパリ。一部はすでに皮がむけはじめた。
朝起きると曇り。今日1日、このまま曇っていてくれたらなぁ~と漕ぎ始める。

本日目指すは、トゥール。(途中、アンボワーズという小さな街も経由。)

チャリでふらふら

オンザイン方面へ走ればいいはず。

チャリでふらふら

途中、ロワール川を少し外れますが、森の中を走る感じで気持ちよく走れます。
森を抜けると小さな街に着きました。

チャリでふらふら

写真が小さくて見えませんが、右方面にアンボワーズという字が見えてきました。
よかった。道、合ってた!

この日は、涼しい上に、向かい風も非常に弱い。
おとといよりもずっ~とペダルが軽い!
ロワール川沿いの緑の多い道をのんびり漕いで、最高の気分。

チャリでふらふら

ブロワ→トゥールは「ロワール川沿いの古城群」ということで世界遺産にもなっています。
ふふ~ん♪と鼻歌交じりに走っていると…

チャリでふらふら
こんなお城が見えてきました。
お城…には、全く興味がないのですが、こうして走っていてふと出てくると、心が潤う感じです。
(名前は、不明。この他にも、ちょっと横にそれるとたくさんのお城があるようです。)

チャリでふらふら

チャリでふらふら


さらに走っていくと、あっという間にアンボワーズに到着しました。
走ってきた道はこの写真の対岸。お城(アンボワーズ城?!)の真下ですが、
遠くから見る方が美しい気がしたので、橋を渡って対岸まで来ました。
自転車はこういう時に本当に便利。(歩きだとちょっと面倒ですから。)

アンボワーズに着くころには、時々晴れ間が見えるようになっていました。
これ以上、日が出るとまた日焼けが…。
(いい年してるんだから日焼け止めを塗れという声も聞こえますが…。)

アンボワーズはバカンスのフランス人観光客でにぎわっていました。
こじんまり、のんびりしていながら、人々のざわめきもあり、
本当にふわ~っと心が解放される街でした。

レストランに入り、ビールを飲みながらランチにするつもりでしたが、
川沿いの河原があまりに気持ちよさそうなので、
デリでテイクアウトして、ひとりピクニック。

チャリでふらふら

もっとのんびりしたいけど、これ以上いると動けなくなりそうなので、
再び走り始めました。

チャリでふらふら

チャリでふらふら

モネの絵に出てきそう。(写真は「睡蓮」じゃないですが…)

チャリでふらふら

これは、ものすごい誘惑です!ワインCave!
この辺りからワインCaveがぽつぽつと出現します。
お城よりずっと魅力的!
「寄りたい!でも…トゥールに行かなきゃ!安全運転しなきゃ!
でも、1杯だけ…。いや、1杯飲んだら歯止めが利かなくなる…。」
自分との葛藤が続きました。

ワインCaveの誘惑を断ち切り、着いたトゥール
この街も本当にいい街でした。
駅は昔の建物を残していて彫刻が本当に素晴らしかったです。
チャリでふらふら

自転車で走って本当に本当に良かった~!」と思える1日でした。
今回のフランス滞在で一番いい思い出になりました。
次は、アンボワーズで是非とも1泊し、ワインを飲んでのんびりしたい!