本当はもっと泣きたかった | お父さんの娘に生まれて、幸せだったよ

お父さんの娘に生まれて、幸せだったよ

「私には何もないな~」独身、パートナーも友達もいない、毎日会社と家の往復、あるのは仕事のストレスと疲れだけ・・・
さて、どうしようと悶々と、でもどこか呑気に過ごしていたなか、元気だった父が肺ガンであっという間に他界。私はこの悲しみを携えてどう生きてく?

もうすぐ一周忌だからか?


休みの日に気持ちが塞ぐことが多くなりました。


時間的余裕がいつもよりあるし、

仕事のプレッシャーもないから、心の隙間から悲しみが漏れ出てきます。


初めて経験する「身内の死」

急展開で覚悟をする暇も、お礼もお詫びも伝える暇もなかった…


嵐のように、

相続関係の手続き、その他諸々の手続き、

容赦なく大量の仕事も襲ってきて、

何がなんだかわからなく、

ただただ胸がえぐれるようでした。


1年経って、やっと悲しむ時間が

来たんだと感じてます。


周りは


「もう立ち直った?」

「親が先に逝くのは当たり前、みんな順番だから」

「子供の時に親を亡くした人のほうが大変よ」


ということを言ってきたりします。


そりゃそうだけど。


悲しいものは悲しい。

まだまだ涙だって出る。

私は、これからゆっくり悲しむんだ。


今日は風がとても気持ちよくて、

お父さんの魂は風に乗って

自由に軽やかに舞っているのかなと

感じてます。





近所のお気に入りのお花屋さんで、お父さんのためにお花を買いました。 何も言わずに外側に黄色いガーベラをおまけしてくれました。 嬉しいなぁ。

阪神タイガースの黄色おねがい