お彼岸と、父の夢 | お父さんの娘に生まれて、幸せだったよ

お父さんの娘に生まれて、幸せだったよ

「私には何もないな~」独身、パートナーも友達もいない、毎日会社と家の往復、あるのは仕事のストレスと疲れだけ・・・
さて、どうしようと悶々と、でもどこか呑気に過ごしていたなか、元気だった父が肺ガンであっという間に他界。私はこの悲しみを携えてどう生きてく?

父が旅立つまでは、お彼岸がいつからいつまで、なんてまったく考えもしてませんでした。

 

祝日があれば仕事が休み、うれしい。ただそれだけでした。

 

この春のお彼岸入りした日と、最終日の翌日に父が夢に出てきてくれました。

 

お彼岸に入る直前、私は兄からもらったラインの内容にちょっとカチンときてしまい、寝る前に母にブーブー文句を言いまくってしまったのです。 その夜、というか明け方(いつも父が夢に出てくれるときは明け方なんです)夢に出た父は具合が悪そうでパジャマ姿でした。

 

・・・争いごとが大嫌いな父でしたので、兄妹ケンカするなよ。と言いたかったのでしょうか。そうだよね、ケンカすると雰囲気悪くなるもんね。私、子供のころは、お父さん大好きお兄ちゃん大好きで、兄が小学校から帰ると喜んでおかえりーー!と迎えにいっていました。 あの頃の素直なかわいい私は跡形もなく消えてしまったけど汗目覚めた後、ちょっと反省してしまった私なのでした。

 

 

お彼岸最終日の夜、というかまた明け方(今朝ですね)

また父が夢に出てくれました。 居間の定位置に座椅子に座っていて兄とお金の話をしていました。(どれだけ稼いだとか) 私はその様子を見ていただけなのですが、やはり父が居間に普通にいる。ということはとても安心感があり、大きな幸せだったのですね。そして、男同士でスポーツや政治等、その他いろいろな話をしているのをそばで見ることも。

 

夢に出てくれるのはうれしいけど、夢の中でも「今、この時に少ししか会えないんだ。」と私はわかっていて、目覚めるととても寂しくなります。

 

でも、出てきてくれるのはとてもうれしい。ありがとね、お父さん。