娘、妻、死別後 それぞれの立場の気持ち | お父さんの娘に生まれて、幸せだったよ

お父さんの娘に生まれて、幸せだったよ

「私には何もないな~」独身、パートナーも友達もいない、毎日会社と家の往復、あるのは仕事のストレスと疲れだけ・・・
さて、どうしようと悶々と、でもどこか呑気に過ごしていたなか、元気だった父が肺ガンであっという間に他界。私はこの悲しみを携えてどう生きてく?

父が生前使っていたカバンの中から、

私が買ってあげた御守が出てきました。


肩が痛くて夜も眠れず、

原因もよくわからず、整形外科をハシゴしてた頃です。去年のちょうど今ごろ…



まさかまさか、

肺ガンが、肩の骨に転移していたせいとは誰も思ってもみませんでした。



とりあえず、近場の江島神社に藁をすがる気持ちで
買いに行きました。

父が天国に行ってから半年、

私も母も見た目はいつも通り、と外からは見えるかもしれません。でも、まだまだ内面は不安定で…


ちょっとしたことで喧嘩したり涙したり、

まるで綱渡りしながら毎日を過ごしてるようです。


父亡き後のいろいろな手続きに対して、高齢の母は「わからない」を連発しました。 兄は別に所帯を持って、かつ出張で全国飛び回っているため、実質同居している私が全て取り仕切っていた状態。


私だって…

初めてでわからないことや難しいことだらけだよ

仕事だって忙しいしストレスも大きい

何でも私に押し付けないでよ!!


母は母で…

50年以上連れ添って苦楽を共にした夫を亡くして、

心の整理がつかないし寂しい

おまけに諸々の手続きは、何がなんだかわからない、もう無理!


2人がそれぞれに心の叫びを抱えながら、日々生きているのです… 時に感情のぶつけ合いが発生して余分な涙が出てきたり。


いつになったら、少しでも穏やかになれるのでしょうか。 


昨夜も、とある手続きについて、何度説明をしても忘れたり理解出来ない母に声を荒げてしまいました。

私って鬼娘なんだな…