いつも、お母さんをいらいらさせてしまう

女の子。


でも、いつも女の子の心の中は

(わかってほしい)

っていう気持ちでいっぱいでした。


いつだって

お母さんを困らせたいんじゃない


ただ、

優しいお兄さんと遊んでいいと

思っていたし、

遊んでくれてると思ったから

嬉しかったのに、

どうして一緒に公園に行ってはいけないのか

お話してほしかった。


可愛い子猫が捨てられていたら

放っておけなかった。


飼ってあげられなくても

そのまま放り出したくなくて

何か方法を探して欲しかった。


動物たちは

お世話してあげないと死んでしまうから

お世話してあげたかったけど


ダメって言われちゃうから

隠しちゃっただけなのに


なんで女の子が

動物が好きなのか

聞いて欲しかった。


だって…

動物たちはまっすぐ

女の子を見てくれたから。


おばぁちゃんのお家も

大好きだったのに

楽しいお話は

嫌な顔をするから


していいお話と

してはいけないお話を分けるようになった。


ただ一緒に

笑って欲しかった。


女の子はいつも

ひとりぼっちだった。


だから、

自分のことを見てくれる

温もりが欲しかったのかもしれない。


お母さんの温もりを、

いつだって待っていたのかもしれない。


つづく


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