昔、昔、
小学生の頃、
学校の黒板の左の端に
縦に大きく
本四国連絡橋だか
瀬戸内海大橋架橋計画だか、
大きな文字が書かれていた。
学校の大きめの封筒(給食費のような)にお金を入れて
担任の先生が集金。
親は、
あの袋に、いくら入れていたのか、
これは記憶にない。
子供でも感じる、官民一体の勢い。
架橋計画に臨んでいた時代の微かな記憶。
あの頃、まだまだ貧しかった。
穴の空きやすい靴下やタイツに継ぎ当てしていた。
私は冬はブカブカの毛糸のパンツ履いてたわ♨️
時は変わり、
坊っちゃん列車の運休に先立つ、
クラウドファンディング。
伊予鉄が必要とする資金2000万円には程遠い
200万円強?で打ち切り。
寄付が少なすぎて唖然。
クラファンの価値や意味が損なわれたような。
なんでもかんでもクラファンも
おしまい、のような。
こんな小さなことで、伊予鉄が傾くなんて思ってもいないけれど、
表に現れたことは大きい。
クラファンの見返りにあたる、
ふるさと納税。
住民票のない者(私)は、
対象となる所得税、の対象外とか。
ややこしい。
行政も本気で?
地元の協力だけで資金を集めようとしたのか疑わしい。
まったく集まらなかったのね。
坊っちゃん列車は、
当時の中村市長(現知事)の要請を受け伊予鉄が導入、とネットには載っていた。
大赤字路線も、運賃値上げと運転手の確保で再開。
ささやかな応援のつもりで
さっそく孫たちを乗り込ませたわ✨
初めて坊っちゃん列車に乗った時は、
一人350円くらいだった。
再開後の今は1300円。
別宅のある山の、近くの湖。
客寄せパンダならぬ、
客寄せカバ。
水陸両用バス2000円強。
その内容を鑑みても、坊っちゃん列車は
まだまだ安いと感じる。
お客さんを大量に詰め込めない。
一人頭に換算すると、
儲けなど度外視だわ😣
文句ありません、孫はとても喜んでたから。
行政や民間の支援無しにいつまでもつのかなあ、、。
いまや、企業も個人も、
目先の利益求めるのに精一杯?
私見、だけれど、
松山市を一手におさめてるような
伊予鉄のお陰で、
外部の利権争いから松山市を守ってきたのかも。
表裏一体で世の中は動いている。
伊予鉄は市民のために、観光客を呼び込むために、長年努力してきたのは確かなこと。
市内のバスや電車の運賃の安さ、
伊予鉄の努力は、今、ありがたいものだったと気づかされつつある。
戦後暫くは、その時々の、なんでもあり、の行政と平行して、
伊予鉄が残したものは、、
坊っちゃん列車みてもわかる通り。
市民は再開を強く望んだらしい🎵
淡路島にも親戚がいた。
お土産屋さんやドライブインなど
手広く経営。
瀬戸大橋やしまなみ海道が出来て、
ますます繁盛かと思いきや、
お客の足は別の場所に移り、破産してしまった。
新幹線が通ると、各駅路線が閑古鳥、と同じ。
淡路島にも遊びに行きたかったのに、、。
松山に戻ってきたのを、都落ち、って周りは冷たかった。
年の離れたいとこ夫婦。
安心して甘えられた。
子供の頃から優しくて大好きだった。