Narva (ナルバ) 7:00出発 ⇒ Sankt Petersburg (サンクトペテルブルグ) 19:00着

走行70km/全走行距離2645km

2001年8月06日(月)

大雨のち曇、小雨、強風

 

 

●小雨が降っていたが、7:00レインコートで武装して出る。

通関、パスポートチェックはスムーズであったが、銀行での換金に1時間10分を要してしまう。

その後のスタートが9:30。(現地ロシア時間11:30!!)

 

●ロシア領に入って第一に驚いたこと

それはオンボロバスが走っている事。

すごいオンボロ。

そのオンボロバスに、後刻、世話になってしまう。

 

●銀行 (越境直後のロシア領)

建物がみすぼらしい。呆れるくらい。

51$キャッシュ⇒ルーブルは、うまくいく。

ところが、500$T/Cがすごい。1時間以上かかる。

二次サインするまでに30分を要し、一次サインと二次サインの違いを指摘される。

上林三郎の「三」と「郎」を、少し崩してつづったのがいけない。

きっちり書いた「三」と少し書き崩れた「三」の違い、「郎」と少し走り書きの「郎」の違いを質され、何度も別紙に。

過去の出支明細書の提出を求められて、番号も一致しているのに、まだ疑われる。

コミッション3%。

英語を話す婦人 (これが美人!!) の援助で、やっと進んで完了。

 

●この銀行に入ってすぐに、秀頭小柄中年男性から「自転車は外に置いてはいけない!! 内に入れよ!!」

 

●大雨

銀行を探しているときに、すごいスコール約10分。

道路が水であふれる。

 

●道路はE20号線

路面はその割にそう良くないが、ロシアの大地だけあって道幅は広大。

両側の雑草予備地も、やはり広い。

フラット。風は順風で助かったが、宿が無い。

1軒のMotelも、客無しで閉鎖。

結局70km走って、再び雨が降り出し、後輪もパンクして動けず、オンボロバスに乗る。

 

●オンボロバス

約90kmを2時間かけてゆっくりと、騒音をまき散らしながら走る。

32P (150円!!)。

順風でも速度が出ないのか、50km/hrくらい。

車体の傷みはひどい。

窓ガラスも1枚入ってない所がある。これでは夏しか走れぬ?

乗降口の2枚扉もうまく閉まらず隙間だらけ。風がビュンビュン入ってくる。

 

●メトロ

バスの終点駅 Avtovo (アフトヴォ) からメトロに乗る。

改札の男性に聞くと、自転車はダメ。

切符売りの中年女性に聞くと、ブザーで男性を呼び説明してくれて、その男性の指示で改札をくぐり乗る。

その間何度も「ジェトンを持ってない。買いたい。」と申し出ても、「ノーノー」との返事ばかりで、結局、無賃乗車となる。

不思議だ。

 

●YH「Holiday inn」に泊まる。

ネバ川沿い。車の騒音がひどい。

390P (朝食付)/泊×3泊=1170P。

日本人青年 (大阪、カメラフィルム関係の仕事、10ケ月の旅) と同居。