【改訂】ドナウ河自転車旅行 目次

 

 

Borovo (ボロボ) 6:45出発 ⇒ Ilok (イロク) 11:30着

走行56km

2000年8月10日(木)

晴、猛暑

 

 

 

 

●6:45に Borovo (ボロボ) の宿を出る

大柄の妻女が「2泊してもらえると思っていたのに」と残念そうなるも、やはりプライベートルームは気づまりだ。

軍手を洗濯くれていた。自転車も納屋に収納してくれていた。夜、部屋に電話してくれてたそうだが、眠っていて気づかず。

本当に世話になった。

 

●Borovo、Vukovar (ブコバル) の爆撃の跡がすごい

屋根が吹き飛んだままの廃墟が、沢山残っている。

壁に砲弾の跡が生々しいのに住んでる家も多い。

Ilok (イロク) は、砲撃は少なかったようだ。

 

●今日は疲れがとれていないのか?

しんどい。Ilok は、近づくと何度も山、丘越えがあって、自転車を押して歩く。

今旅行初の山、丘越えだ。

 

●クロアチア国境線の警備員

「ユーゴに入ればドナウは望めぬ。街に戻って丘上のホテルに泊まられよ。眺望が素晴らしい。」とアドバイスをもらう。

その宿は、この街一番の立派なホテル。(ここしか他にはなさそう)

156Kn≒2000円とのことなので泊まる。

手直しなく放置された淋しい別館だが、ベランダからの眺望が素晴らしい。

残金40Knを、ほぼ全額はたいてビール、きゅうり漬物、パン、ジュースを買って、昼・夕食兼用とする。スッカラカン。

 

●今日は猛暑だ

早く宿に入れて良かった。

 

●クロアチア人のユーゴ嫌い

間食に入ったポムフリット店の客「ユーゴに行くならスリに気を付けよ。ユーゴに何故行く?」

パスポートコントロールの警備員「ユーゴに入ればドナウは望めぬ。戻って市内のホテルに泊まられよ。素晴らしいよ。」

そのホテルの従業員も「ユーゴ? すぐ撃ってくるからな、ユーゴは嫌いだ。」と。

 

●ドナウ、鏡面の如く静か

Mohács (モハーチ)、Borovo で見た流木が、今日も見える。それで流れの方向が分かるくらい。

しかし、不思議と今日も産業船の通航がない。どうした事か。

 

●ドナウの向こう側は、ユーゴのセルビア共和国

その Vojvodina (ボイボディナ) の大平野が遠望できる。

 

●今日はほぼ無風

大変であった。

 

 

クロアチア入国後の国道に麦がこぼれている

ドナウ河自転車旅行 2000.08.09(水)9:00

 

 

Borovo (ボロボ) の private room

ドナウ河自転車旅行 2000.08.09(水)

 

 

Borovo (ボロボ) の private room を出発

ドナウ河自転車旅行 2000.08.10(木)6:45

 

 

Ilok (イロク) のホテルからドナウを望む

ドナウ河自転車旅行 2000.08.10(木)15:00

 

 

Ilok (イロク) のホテル

ドナウ河自転車旅行 2000.08.11(金)8:00

 

 

妻への葉書No.5

ドナウ河自転車旅行 2000.07.31投函 ⇒ 08.07宝塚着