Krems an der Donau (クレムス・アン・デア・ドナウ) 連泊

走行0km

2000年6月30日(金)

 

 

 

 

●二人連れ (I島嬢とMartin君) に時間をとられて、日記も絵ハガキも書けず、今日は連泊する。

それにまだ6月だ。先を急ぐとドナウ河口に早く着きすぎる。
 

●右足踵

昨日も歩くのに痛む。15mmほど大きくヒビが入り、血もにじむ。欧州の乾燥で割れたものと思われる。近年の冬期に悩まされているもの。

前回 (一昨年) を思い出すと、サンダル走行もあったが、ほとんどが靴下+靴履きであった。それで助かったのだろう。

今回は、6/22以来サンダル走行が丸7日間で、かかと割れが起った事になる。

それに土踏まずの部分も、皮膚がカサカサで少し痛む。
昨夜と同様、今夜も薬をベッタリ塗って靴下をはく。
 

●朝、Martin君、I島嬢、ドイツ人母娘の4人を見送る
バイバイを何度繰り返したことだろう。さすがに3回目、切ない情となる。

 

●昼間、部屋の掃除の邪魔にならぬように、外に出て繁華街を散歩

登山靴が安そうだ。5千円も出せば、すごそうなのがある。

しかし靴は帰国寸前に買う事にする。ルーマニア、トルコに良いのがあるのか分からぬが。
 

●初めてハガキ絵を2枚画く
ドナウ河にかかる鉄道橋と、遠景に山頂城の見える風景画を。水溶色鉛筆だが、水は使わずに。

下手な絵で、誰に出すべきか。まずは妻と次女へか。

遠近手法を学ばねばならぬ。
 

●オーストリア高校生の公徳心の無さ
朝の10時頃から、市中の大公園に200人以上の高校2、3年生が集う。集団旅行に来たのだろうか。ビール等ラッパ飲み、タバコも吸って、各地各グループで騒ぐ。
夕刻、再度公園を訪れると、ビンは割れて散乱している! 飲食の紙屑の散乱がすごい。これが高校生のする事か?!と呆れる。日本でもここまではひどくないだろう。
 

●Mr.Grandel に再会する
昨日お世話になったサイクリスト。2000年6月29日(木) Mr.Grandel

夕方、ドナウ大学を見学後に山手を散歩していると、友人夫婦と3人で山上のホテルに戻られるところ。驚く。

この友人夫婦には昨夜、小生の事を話してあったらしく「昨日お話しした日本人サイクリストだ、、」と説明があると、その夫人より「長旅行のようですね。どれくらいの日程で? いつ頃日本へ戻るの?」との質問あり。光栄なり。

Mr.Grandel の妻君は、無事バスでこの Krems an der Donau (クレムス・アン・デア・ドナウ) に先着されていた由。幸なり!!


●この Krems an der Donau のYH
実に居心地が良い。小さいYHでロビーが無く、4ベッド部屋でテレビ室もないが。

今夜は全館自分一人のみ。受付員も夜8時に帰宅している。シンと静まり返って気味が悪いくらい。

ドナウも裏手に近いし、繁華街にも歩いて5分。

素晴らしいYHだが、サイクリストは Wien (ウィーン) 方向へ走る抜ける。

Melk (メルク) から40kmというのが中途半端で、「もう少し走ってから泊まり、翌日 Wien 入り」を考えているのだろうか。

 

●今日2本目のワイン
昼に半分飲むと、やはり腹がおかしい。
 

●次女に絵ハガキを書く。
 

 

MelkのYH前にて

Martin君、I島嬢と最後の別れ (にはならなかったが) の記念写真を撮る

ドナウ河自転車旅行 2000.06.29(木)

 

 

Mr.Grandel と一流豪華ホテルの outside で昼食

ドナウ河自転車旅行 2000.06.29(木)

 

 

妻への葉書No.3

ドナウ河自転車旅行 2000.06.27投函 ⇒ 07.06宝塚着