1996年9月21日(土)
曇 台風接近中
梨の接待
内子町周辺は果物が豊富、特に梨が多いようで小田町への道沿いに梨の直売店がところどころにある。これらの店から声をかけていただく。「お遍路さん、梨をどうぞ…」。梨は水分が多いので、そして行儀が悪いが歩きながらでも食べられるので、高知県でもよく買って昼飯代わりにしていた。1ヶ食べ終わった頃にまた声をかけてもらえる。ありがとうございます、とお礼をいいながらかぶりつく。また声がかかる。3ケまでは食べたがあとは入らない。乳母車を押したお婆さんからもいただく。その後はもらう度に背のリュ ックに入れる。厚かましくもまたもらう。結構ですとは言えない。せめて「先ほどもらいましたので…ありがとうございます」と言うべきなのだが、それが言えずに心の中でお礼を言いながらまたもらう。とうとうリュックも一杯で入らなくなる。これで2、3日分は買わずにすむ。南無大師遍照金剛。


