【改訂】定年遍路記 目次

 

 

1996年9月16日(月)

祭日 曇 3回小雨パラつく

 

 

足摺西海岸を歩き 竜串で半日海と遊ぶ

 6時50分、足摺の民宿より逃げるように宿を出る。ここから三十九番延光寺までの行路には2通りあって、1つは下の加江まで打ちもどり、そこから三原村経由の山越え、もう1つは竜串(たつくし)――小築紫――宿毛と少し遠いが西周りのコース。同じ道を戻るのは100メートルでもイヤなので、戻り量のより少ない後者を選んで、足摺岬西海岸経由――土佐清水――竜串と歩く。わずか26.4キロ、13時30分着。本来ならもう少し足を伸ばしたいところだがこの先に宿が無く、仕方なくここに泊まる。おかげで竜串海中公園を遊覧船に乗って見学したがすばらしいところだ。お大師さんも見おとされたと伝わる「見残し」、「海中公園」があり、ここにはすばらしいサンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚、波風による侵食奇形岩などが見学できる。一見の価値、大いにある。