1996年9月15日(日)
快晴
山中のお地蔵さん 再び返事をなさるが…
足摺岬の手前数キロの山の中、遍路道でいつものように右、左に所々に居並んでおられるお地蔵、野仏さんに大きい声でご挨拶して急いでいると、反対側の雑木林の中から「コンニチハ」との小さい声での返事あり。一瞬ビックリしたが、立ち止まって雑木の中をよく見ると中年男が中腰で何やら作業している。後で判ったのだがどうやら小鳥の密猟らしい。天気や足摺への距離の事などの話の後に、「数少ない鳥を取っているわけではないし、店に売ったりしているわけではない…」との、当方の質問には関係の無い余分の返事がかえってきた。後日、日本野鳥の会の会員氏に聞くと、ウグイスは勿論のこと、スズメでも捕獲は禁止されているとのこと。では町の小鳥屋はどうなる? との質問には「売買が許されているのは全て外国からの輸入鳥であり証明書付きのものに限られている」とのこと。こんな窮屈な保護策がとられているとは知らなかった。日本の野鳥にとってはありがたい事だろう。


