北京は物価が高いです。日本円に換算して同値あるいは安い、と思ったら買うようにしていたんですが色々買えないものが出てきました。まず肉が買えなくなり、お菓子が買えなくなり、台所消耗品が買えなくなりました。野菜だってもやしは日本より高いしキャベツだって変わりません。
それから値付けが"10元切ってるから安い"で線引きされてるので最低160円。98円な物が160円してる感じ。
昨日AEONで買い物してたら、春日井のいかピー、えびピーのコピーが日本の半分はなさそうな包装で3.8元、お、安いじゃん、と感じてしまいました。周りの値段が大体10元前後からスタートなので安く見えちゃいます。でも日本円に換算したら58円、くらいかな。ちょっとお高め。わかっててもカゴに入れちゃってる自分にはたと気づきました。
デノミってありなのかも。
子供の頃、学校で習ったかニュース番組で見たんだかした時、桁変えるだけでなんの意味があるのか、と、デノミ政策を正直馬鹿にしてました。
でも今我が身を振り返って実は効果あるのかも、と思えました。日本の物価上昇に経済成長のなさも相まって期待できない今、また、政策にも全く期待できない中で、桁変えるくらいして刺激しなきゃダメなのかもしれません。
中国の物価が安く思えるような経済力でいてほしかったなあ、日本。