妻が普段は正肉しか売っていないスーパーOKで、グラム40円ほどで冷凍の鶏肉を買ってきました。シールにはフリソデ、と書いてあります。
うーむ、知らない名前です。見た目はせせりっぽいかな。美味しそう。塩焼きですね、これは。
本当は魚焼グリルで油を落としつつ焼いてもらいたいのです。でもグリルにはトースト用の鉄板がついたままで、また、グリルの油汚れを殊のほか嫌う妻は鉄板の上にアルミ箔を敷いて焼きました。脂ジュクジュクで焼き上がり。美味しそうです。お味も悪くない。炭火で焼きたかったなあ。
すぎること数日。今日のネットニュースで食べたい焼き鳥の希少部位の第一位がフリソデでした。
なるほど、手羽元の付け根か。そりゃ脂を落としつつ焼いたらさぞ旨かろう。
それにしても、なんでこんなものがスーパーに?
冷凍だったところをみると輸入品なのでしょう。フリソデがそんな部位なら自分の店で捌いている名店しか出せないはず。でも流行だから規模のあるお店か目端のきく輸入者が海外の串刺し済みのお肉の供給元に捌いてもらって輸入した。でもお店が閉まってるから動かない。そこでスーパーにお願いした、そんなところでしょうか。
高級魚が安くなってますが焼き鳥の希少部位も困ったことになってるのですね。望外の美味ならちゃんと焼けばよかった〜。惜しいことをしました。