リモートワークの足枷として印鑑への風当たりが強くなってます。紙にハンコが実情に合わなくなってきているためですがこれまでは"歴史と文化と伝統"に阻まれていました。これまでも様々な局面で変化に棹差す人の守り刀です。
ハンコ反対の声はかつては一部のアーリーアダプター(先生方にとっては票にならない)の皆さんの意見。無視しても平気。
ところが今や一般の勤め人も命懸けでハンコ突きに会社に出なきゃならなくなって不満が広がってきました。これまでははんこ議連も風向きを見ながらでしたが、そろそろ損得勘定が働きつつあるようです。
一方、学校の9月始まり。このタイミングで良い意見が出ました。ただ、これは困っている人が少ないですし、票に繋がりません。歴史文化伝統に基づく感情に根差したダメの理由はいくらでも出せます。でも今回を逃すとあと20年は議論にすらならないのでは。子を持つ親としては残念なんですけどね。