蜀の桟道を見てきました。広元市は蜀の入り口。蜀の国に入るにはまだまだ難所続き。その一つ明月峡。険しいです。この岩壁に穴を掘って橋をかけて通ったわけです。もちろんこれは後から整備されたものです。当時の岩穴が残ってます。後付けの桟道もひょっとしてオリジナルの穴使っちゃったりしてる?オリジナルの岩穴が点々と並んでるのを想像力膨らませて見て往時を偲ぶのかと思ってただけにちょっとあてが外れました。向こう岸には、鉄道がこちら岸には道路(今は観光用)が通され、昨年には高速鉄道のトンネルがぶち抜きました。国の一体性を守るのは大変。歴史に学んでる感と歴史が歴史じゃなく現在に続いてる感がこの国の違うところだなとつくづく思いました。