キーボードでは使えないwindows8をいじっているといろいろなことを考えさせられます。
私が小学校の頃はまだみんなそろばん学校に通っていました。読み書きそろばん、ってやつですね。
電卓があるにはありましたがまだ少数派。足し算は電卓より速い、という人がたくさんいました。そういえばお使いに行ってた会計事務所でもそろばんの音がしていたなあ。
でも、テクニックを磨かないと使えない道具。
私が中学のころ以降は田舎でもすごく電卓普及したし、それ以降生まれた人たちは、そろばんなどさわりもせず大きくなっているし、いかにそれが早く計算できる道具だとしても、テクニックに触れる機会もなければ練習する機会もないしその必要もない。
翻ってキーボード。
私にとっては、ショートカットキーでびしっと決めれるキーボードは必須かと思ったのですが、最近のスマホの日本語入力などを見てると、よく考えられてるし、決して遅くない。そもそもタイプライターの配列でそのまま普及したから訓練が必要なのであって、日本語との親和性は微妙。ショートカットキーなんて尾、windowsが勝手に決めたもの。親指シフト(知ってる人は歳が知れる)は惨敗したけど、タッチパネルでの入力は自由度も高いしキーボードをしのぐ可能性もあるかも。すでに今始めてコンピュータに触れる人はすでにキーボードすら触ったことがない、というのもすぐに出てきそう。もちろん今のところビジネスユースではキーボード必須だとは重いますが、ちょっと長い目で見たときに。すでに天下を築いたwindowsが軍門に下ったのですから。
そんなの考えると、将来
おじいちゃんの子供のころはキーボードって言うのがあってね、
と、うちの息子たちが孫に言って聞かせるようになるんでしょうね。