取引先の友人に、日本帰国前に飲もうと誘いのショートメールを送ったら、心血管内科に入院している、との返事。ええっ?大丈夫?

もう夕方だったので、翌日の治療が終わるという午後3時にお見舞いに行くことにしました。

まずは、お見舞いの品。スタッフに尋ねると、果物の籠盛りでしょう、とのことで、買ってきてもらいました。かっこいいやつね、と頼んだらなんと300元近いのを作ってきてくれたのですがでかい!

病院の中やそばにも果物屋が多い(死に装束屋も多いのが中国の合理性)ので、現地で買えば、と薦められたのを、時間の短縮、と買ってきてもらったものの、さてどうやって運ぼう?

あいにく、事務所の車も客の送迎に行っていて、タクシーで行くしかないわけですが、この時間つかまるかなあ、、、

持ち手を持ってぶら下げていると、”ああ、だめだめ”と注意が入りました。飾りで、そこを持つと抜けるんだそうです。抱いていくしかないのか。

さて、2時30分、普通に行けば15分もかからぬ距離。でもちょっとぎりぎりかな。タクシーが、、、拾えません。その上でかい籠盛り持っているので、動きが鈍い。

当たること10分、腕がそろそろ限界、というところで、相乗りで載せてもらえました。

相乗りなので遠回り。相乗りの一人を下ろして病院に向かったところ、丁度渋滞する道に突っ込まざるを得なくなりました。運転手は嫌がるものの、籠盛りもってあと15分は歩けません。結局そこから30分かけて病院へ。着いたらもう3時30分。

さて病院、スタッフに教えられた建物に行ったものの,入院先の7号楼ではないようです。看護婦、案内に聞いてもはっきりしません。あっちで聞き、こっちで聞き。もう腕が限界。籠盛りは肩に乗っけます。

結局20分かかって病室にたどり着きました。

お母さんと当人が病室にいます。こっちは大汗かいてみっともない、、、

幸い友人は先週末連日サッカーやったので、虚血症のようなものになってしまい、一時は大変だったそうですが、もうすっかり安定していて、10日も入院すれば大丈夫、とのこと。

まあ、一安心。

日本から買える頃には退院してる、とのことだったので、次回は普通に会えるでしょう。