北京空港で、乗り継ぎ便を待っていると、やたらと態度のでかい若い一団が私の席の周りに陣取りました。席にかばんを置いてる私も悪いが、そこに座るか?普通。
観察すると、みんなカップルで、6組くらい一緒にどこかに行ってきたみたい。
みやげ物を見ると懐かしい文字。タイだな。この人数で海外か、それも普通の週末に。
リーダー格の声のでかい兄さんが、今度はドライブだな、と皆に号令します。話を聞いていると週末一泊でラフティング(漂流ってこちらではいいますが、自分でこぐゴムボートによる川下りです。全然アドベンチャーじゃないです)に行く計画らしい。
6人の男性のうち半分が短髪小でぶ。リーダー格の太鼓腹は相当立派で、こでぶの範疇を越えています。若くして典型的な東北人。金持ちのあほボンか?持ってるキャノンのデジタル一眼は相当でかく、水中で取った写真は誰が誰だか判らないと、誰が何色だったとかいっているところを見るとみんなでダイビングをしたときに撮った写真について話しています。どうやらダイビング用のハウジングも持っているようです。そういえば電話代1000元以上かかった、と叫んでたりします。
いわゆるリア充、の中国田舎版ですね、こいつら。連れてる女の子たちも総じてレベルは高い!
まあ、ほほえましいといえばほほえましいですが、な~んか鼻につきます。
人を押しのけひけらかして立場の優位性を見せ付けまた目立たないと生き残れない数千年の歴史が嫌なところで花開いてる感じ、ですかね。