自転車でこけた際、運悪く左手の薬指を思いっきりぶつけて腫れて、指輪が抜けない状態のまま、丸2日間。指を湿布しているにもかかわらず、晴れは引かず、むしろ紫色になってきている感じ。
昔子供のころ、指をゴムできつく縛ると紫色になって、大人にしかられたのが思い出されます。あれだ、あれ。
中国に帰ってから指切られるのもかなわないし、それに、それまでに壊死でもしたらしゃれにならん、と、今日の夕方にいたり、近所の外科に行くことにしました。
電話で確認したところ、幸い診療時間内で、徒歩5分あまりで到着。ほぼ待つことなく診察開始。
指輪を切るリングカッターという道具は、レスキュー隊などなら持ってるけど普通はなんですよね。うーん、ひょっとしたら抜けるかも。石鹸とお湯、それから糸とモスキート準備して!まずはお湯と石鹸から。
との見立てで、寝台に横になり、脇に置いた洗面器に手を漬けて先生に任せます。
痛て~。ぱね~。ゴリゴリぐりぐり。さすが第3者、自分でやったときとは力の入り具合が違います。おおっ、ぐりぐりが少し動いた。ここまでは自分でもやってけど、間接部分が太くなってるのと皮が引っかかって抜けないんだよね~。それにしても痛い!ぐりぐりゴリゴリ、ごりごりゴリゴリ、、、冷や汗出てきました。
苦闘すること5分以上?何とか抜けました!やったあ!
ほかにも痛いところはないですか?ときかれ、肋骨やっちまったかも、と説明したところ、指とあわせレントゲンを取ってみましょう、気胸にでもなったら大変とのこと。さすがに指輪抜いてもらっただけじゃあ、売り上げにも何にもならないでしょうし、とりあえず心配でもあることからレントゲンを撮ってもらいました。
胸3枚、指2枚。念入りです。
幸い、骨には以上が見られず、脇だから軟骨系で傷んでるのかもしれませんね、とのことで一安心。それに加え、コルセットみたいなのもつけておくとらくだからと薦められたのでつけることにしました。
何とか指輪も指も無事。でも急に血が流れたためか、むしろもともとより赤黒くなって、もうだめ、見たいな色の指。ひょっとして手遅れ?なんてほのかな不安も掠めつつ、ひとまずできることはやったかな、という気分です。